雪対策のおすすめグッズ 不慣れな人に便利なアイテムとは?
あまり雪が降らない地域では、急な雪に慌てふためいてしまいがち。
雪道を歩く人が転倒したり、車がスリップしたりと危険な場面も見られます。
突然雪が降ったときの注意点や、雪対策に便利なグッズをまとめました。
外を歩くときの雪対策
雪が降ると、積雪や路面の凍結で足元が滑りやすくなります。
都心部など、あまり雪が降らない地域では、慣れない雪道を歩く人が転倒してケガをするケースも多いため注意が必要です。
雪道を歩くときは、なるべく荷物を背負い、両手をふさがないようにするのがおすすめです。
また、小さい歩幅で、靴の裏全体を地面につけてゆっくり歩くと滑りにくくなります。
雪道を急いで歩くと危険なため、時間に余裕をもって出かけるようにしましょう。
<あると便利なグッズ>
●スノーシューズ(スノーブーツ)
雪道や凍結路でも歩きやすく、防水性や保温性に優れているのが特徴。
最近は日常使いしやすいスノーシューズが増えています。
●靴底用滑り止め(スノースパイク)
手持ちの靴に装着して、雪道や凍結路の歩行を補助するアイテム。
つま先に装着するタイプや、靴裏全体をカバーするタイプがあります。
●ザックカバー
バッグに装着し、バッグやバッグの中身が雪や雨で濡れるのを防ぎます。
●手袋やカイロなどの防寒グッズ
寒さから身を守るための手袋やカイロ、保温性の高いインナーなども備えておくと役立ちます。
車で出かけるときの雪対策
車に雪が積もったり、ガラスに霜がついたりしたときは、出かける前に雪や霜を取り除く必要があります。
その際気をつけたいのが、ガラスについた霜にお湯をかけないこと。
ガラスが割れたり、解けた水がすぐに凍ったりする可能性があるので控えましょう。
ガラスの霜対策には、車のくもり止め機能(デフロスター)を使うほか、さまざまな便利グッズもあります。
<あると便利なグッズ>
●タイヤチェーン
タイヤに装着することで、雪道や凍結路の滑り止めになります。
●スノーブラシ
車に積もった雪を下ろすために使います。
車を傷つけにくく、簡単に除雪できます。
●アイススクレーパー
車のガラスについた霜を取るための道具。
スノーブラシと一体になっているタイプもあります。
●解氷スプレー
車のガラスについた雪や霜を溶かすためのスプレー。
短時間で解氷でき、再凍結を防ぐ効果もあります。
●フロントガラス凍結防止カバー
前日からフロントガラスに凍結防止カバーをかけておくことで、凍結を予防します。
●手袋
車の雪を下ろすときの寒さ対策に。
●雪道の脱出プレート
タイヤが雪道にはまり動けなくなったときに、タイヤの下に入れて使います。
●防寒グッズ、食料
車での外出中、降雪により立ち往生してしまったときの備えに、カイロや毛布などの防寒グッズのほか、非常食や飲み物などを備えておくと役立ちます。
家の周りの雪対策
屋根やカーポートなどに大量の雪が積もった場合、雪のかたまりが落ちてケガをしたり、住宅やカーポートなどが破損したりする可能性があります。
しかし、雪下ろしなどの除雪作業では多くの事故が発生しています。
国土交通省は、「安全な装備で行う」「作業は2人以上で行う」など、「雪下ろし安全10箇条」として取りまとめ、注意を呼びかけています。
除雪作業の前に内容を確認し、安全対策を徹底しましょう。
<あると便利なグッズ>
●除雪用スコップ
軽いプラスチック製や丈夫なアルミ製など、さまざまなタイプのスコップがあります。
●スノーダンプ
除雪した雪を寄せ集めたり、ほかの場所に移動させたりするための道具です。
※参考サイト:国土交通省(雪下ろし安全10箇条~除雪作業中の事故に注意しましょう~)
https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/chisei/kokudoseisaku_chisei_tk_000139.html
(まとめ)
寒さが本番を迎える中、天気予報はこまめにチェックして、早めの雪対策を心がけましょう。
構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
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