【大人の夏旅】日本一長い盆踊り「郡上おどり」を体験! 風情あふれる名水の町・岐阜県郡上八幡へ
開催期間はなんと30日間。お盆の4日間は朝まで夜通し踊り続けるという規格外の盆踊り「郡上(ぐじょう)おどり」を知っていますか? まるでタイムスリップしたかのような古い町並みが残る郡上八幡で開催中の伝統的な盆踊りを体験すべく、夏の岐阜を訪れました。
ノスタルジックな水の町・郡上八幡へ
郡上おどりの開催地、郡上八幡は長良川上流に位置する歴史ある町。日本名水百選の第1号に指定された湧水があることから名水の町としても知られています。まるでタイムスリップしたかのような古い町並みを歩いていると、かつて城下町として栄えた歴史の名残を感じます。
通りの名前は職人町、鍛冶屋町といったように職業で分かれており、その名の通り医者・ 大工といった職人や鍛冶屋が住んでいたのだそう。2度の大火事にみまわれたこともあり、お隣同士が密接した古い町並みを残すための防火意識が高いそうで、家の軒下には消火用バケツ が吊り下げられていました。
1985年に 環境省が選定した日本名水百選の第1号に選ばれた湧水「宗祇水」。上段の水槽から飲料用、米や野菜の洗場、洗濯などに使うさらし場、と分けて使ってきた名残がそのまま残っています。
この記事を書いた人
エディター・ライター吾妻枝里子
出版社勤務を経て独立。女性誌やウェブメディアを中心に、ファッション、旅、ライフスタイルなどの記事を手掛ける。ダンス、ボディボード、SUPなどアラフィフから新しい趣味に挑戦中。2匹の保護猫と海辺の街に暮らす。
Instagram:@eriko_azuma