今年の注目株は「ローテクスニーカー」
上履きのようなキャンバス地でレトロに
もうすぐGW、お出かけの機会が増えそうですね。厚底スニーカーがアツい一方で、「上履きっぽい、ころんとしたトゥのレトロなローテクスニーカーも、今年の注目株」とスタイリストの石井あすかさん。1940年代の靴や昔のミリタリーシューズを、現代風にアレンジしたユニセックスなキャンバススニーカーです。黒や白をベースにしたモノトーンを選べば、きれいめ大人の装いにマッチ。足元をシンプルに締めたいときにも重宝します。おすすめの4足をご紹介します。
ビンテージ感が大人っぽい
コンバースの1950年代以前のアーカイブをアレンジしたラインから、1940~50年に発売されたフィッシングシューズをベースにしたスニーカー。ビンテージ感漂う白キャンバスに黒のラバーソールのコントラストがモダン。アッパーには撥水加工。ソール約2㎝。
ビッグC FG OX ¥6,600/ コンバース(コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217)
ミリタリーアイテムを現代風に
スリッポンタイプで着脱がラクチンのこちらは、1990年代にかけてイタリア軍で採用されていたトレーニングシューズがモデルで、東ヨーロッパの工場でハンドメイドにより生産。アッパーにコーデュラナイロン(アメリカのインビスタ社が開発した高耐久素材)を使用。ラバーソール2.4㎝。
イタリアンミリタリートレーナー¥15,400 /リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンド 03-6434-7418 )
ルーツは1970年代の運動靴
1970年代の運動靴のデザインをベースに、木型を今のものに見直したスニーカー。つま先のラバーや履き口の補強布といったディテールは当時のデザイン。ラバーソール約2.5㎝。
UBAL¥9,900 /ムーンスター(ムーンスターカスタマーセンター 0800-800-1792)
フランス発のクラシカルな一足
昔のフランス軍のトレーニングシューズをモチーフにしたスニーカー。内羽根タイプのアッパー、ゆるやかなスクエアトゥのようなフォルムなど端正なひも靴のような風格が。ちなみにマルボーは、100年以上の歴史を持つフランスの靴ブランドで、21世紀にブランドが途絶えていたのを、靴デザイナーの竹ヶ原敏之介氏のディレクションにより2022年秋冬より新たにスタートした。ソール3㎝。
オックスフォードスニーカーズ ¥30,800/ マルボー(ギャラリー・オブ・オーセンティック 03-5808-7515)
*ソールの高さは目安で、編集部調べです。
*掲載商品は在庫切れの場合があります。ご了承ください。
撮影/古家佑実(sorane)スタイリング/石井あすか
*画像、文章の転載はご遠慮ください
関連記事