服をよみがえらせる!
「白服」を制する洗濯術
汚れを気にして白服を敬遠している人も白服が黄ばんでしまったという人もおうちで賢くケアをすれば大丈夫!
「白服」をすっきりキレイによみがえらせるコツを洗濯のエキスパートのハナさんに教わりました。
ぜひマスターして、爽やかに白をまといましょう!
教えてくれた人
おうちクリーニング研究家
ハナさん
年間100以上の洗濯グッズを自費で購入し実際に試した検証結果を公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。関西圏を中心にテレビ出演も多数。
https://bloghana.xyz/
洗剤の使い分けとつけ置きで白物の汚れは落としやすい
「白い服は汚れが目立つからと、普段着としては敬遠している人もいるでしょう。しかし実は、汚れを落としやすいのも白い服です」とハナさん。
なぜなら、塩素系漂白剤や蛍光増白剤入りの洗剤で、汚れがついたものを白くすることができるから。
「白物衣類は、製造段階で蛍光剤が使われているものがあり、洗濯するたびにそれが落ちてくすみます。だから、蛍光増白剤入りの洗剤で洗えば、最初の白さを取り戻せるのです」。
反対に、生成りなど微妙な色合いのもののシミを落とすときに、蛍光増白剤入りの洗剤を使うと白っぽくなってしまうので、洗剤選びには注意が必要です。
皮脂や汗、メイクの崩れなど、やっかいな汚れが増えるシーズン。
「黄ばみ汚れはもちろん、頑固なシミも、洗剤の使い分けと、つけ置き洗いで対処することができます」。白物洗濯のワザを学んで、衣類の白さをキープしましょう。
普段の洗濯を見直し! まずは洗濯のキホンのキ
洗濯桶マークなら洗濯機OK。中の数字は水の温度の上限、下の線は水流の強さを示す。
傍線が多いほど水流を弱く。左の例は40度以下の水でおしゃれ着洗いモード推奨という意味。
洗濯機で水の力で浮いた汚れをはがしとる
1. 「洗い」時の水量は多めに
2. すすぎは2度注水モードがおすすめ
3. 脱水は1分でOK
「脱水時間が長いと、大切な衣類が傷んだりシワになります。
天日干しをするなら脱水1分でOK。部屋干しなら、2分くらいを目安にしましょう」
洗濯機はたっぷりの水で洗える「縦型」がおすすめ
「ドラム式が多い欧米の水は硬水で洗剤が溶けにくいため、叩きつけて洗うドラム式が主流。日本は軟水で、洗剤がよく溶け泡立つので、水をたっぷり使う縦型が合います」
この記事の監修者
おうちクリーニング研究家ハナ
年間100以上の洗濯グッズを自費で購入し実際に試した検証結果を公開するブログ「洗濯ラボノート」を運営。関西圏を中心にテレビ出演も多数。
Website:https://bloghana.xyz/
この記事を書いた人
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