【内田彩仍さんに学ぶ】
大人の「白」の取り入れ方とは?
年齢を重ねるほど、清潔感がおしゃれのキーワードに。
小物でさりげなく添える「白」の取り入れ方を内田彩仍さんに教えていただきました。
装いに清潔感と上品さを添える白の魔法
全体を黒でまとめつつ、胸元や袖、ボトムに白をのぞかせた、清潔感漂うコーディネート。
白のトートバッグで程よくカジュアル感を添えて、バランスを整えて。
年齢とともに白は心身を助ける色に
「若い頃は挿し色といえば鮮やかな色でしたが、今の私にとっては白。
衿元や袖口に白をのぞかせたり、小物に白を選ぶことで、キリッと引き締まって見える気がします」
40歳半ばから、自然と濃い色の服を好むようになったという内田さん。その中で、今の年齢に合った白の取り入れ方がわかってきたと言います。
バッグや靴で白を添えたり、トップスの白で顔まわりを明るくしたり。
明度の高い白の効果が、装い全体に清潔感や凜とした印象を生んでくれることに気づいたそう。
「年齢とともに生じる、肌などの衰えには抗えないですよね。
でも、そこを助けてもらう意味でも、白を取り入れています。
出かける前に鏡で確認しながら、ひとさじ加える白が、私の背中を押してくれる気がします」
耳元にはパールのイヤリングを2個づけ。
「出かけるときはおしゃれ度を少しアップさせて」
装いに清潔感を添える白のトートバッグ。
内田さんが監修して作ったもの。
内外のポケットや中身を隠せるカバーなど、大人の欲しい機能が随所に。
羊革のように柔らかい合皮の白いシューズは、くるぶしがあたらないデザインで、長く歩いても疲れない。
内田彩仍さんと作った白のキャンバストートバッグBOOK¥3,718(宝島社)
本の中では白のトートバッグのお手入れ法を内田さんが伝授。
おしゃれなコーディネート、バッグの中身まで紹介した充実の一冊。
内田彩仍(うちだ・あやの)
福岡県に夫と愛猫と暮らす。丁寧な暮らしぶり、センスのある着こなしが雑誌などで取り上げられ、人気を集める。 著書に『家時間』(主婦と生活社)、『大切なこと』(PHP研究所)、『暮らしのつなぎ方』(宝島社)など多数。秋に新刊発売予定。
撮影/大森今日子 編集・文/竹田理紀(mineO-sha)
大人のおしゃれ手帖2022年9月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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