一点ものの無印良品【ReMUJI】のシャツで楽しむ春先コーデ ~毎日ごきげん帖Vol.4~
みなさんこんにちは。読者ライターの河合麻子です。
突然ですが無印良品の『ReMUJI』ってご存じですか?
不要になった無印良品の衣料品を全国の無印良品店舗で回収して、リサイクル、リユースする取り組みです。
元々古着などの人から人へバトンされたストーリーのあるものが好きなので『ReMUJI』のコンセプトもとても好きで、このシャツを 2 枚愛用しています。
今回は私の好きな『ReMUJI』の魅力、またそのお気に入りシャツを使ったコーディネート2点をご紹介いたします。春が待ち遠しい今日この頃、ウキウキするような装いの参考になれれば幸いです。
一点ものに出合えて資源循環にも貢献できるのが魅力の『ReMUJI』
『ReMUJI』は無印良品の取り組みで、2010年に原料へのリサイクル、2015年に服へのリユースがスタートしました。無印良品のサイトには「日本は古くから染め直したり、布を組み合わせたり、刺し子をして補強をしたりしながら最後まで布を大切に扱ってきました。その先人の知恵を生かし、服を日本で染め直し、新たに息吹を加え、服を大事に着るということをみなさまとともに考えていきたいと思います」とコンセプトが書かれています。スタートした当初、この取り組みのニュースをテレビで見て、まだ商品を手に取る前から「絶対これ好きだ~! 早く見にいきたい!」とときめいたのを覚えています。
『ReMUJI』の服は、紺色、黒などに染め直した『染めなおしの服』、洗い直して古着として販売する『洗いなおしの服』、服と服をつなぎ合わせてリメイクし次の人につなげていく『つながる服』があり、現在全国の無印良品のうち30店舗で販売されています。
私は『つながる服』と『染めなおした服』を持っていますが、どちらも新宿靖国通り店で購入しました。『ReMUJI』はひとつひとつ違った一点ものの加工がされているので、選ぶのがとにかく楽しいです。
『つながる服』はシャツ2枚を組み合わせて作られているので、柄や素材の組み合わせが様々。自分好みのシャツを見つけるまでがまるで宝探しのようです。
『染めなおした服』は藍色や黒色で染め直されているのですが、元の服の色や素材によってひとつひとつ染まり方が違うので、これまた好きな染まり具合に出合ったときは「見つけた~!」となります。
そんな出合い方をする『ReMUJI』はとても愛着が湧きます。そして元々が無印良品の服なので肌触りが良くとても着心地がいいんですよ。
また着なくなった服を回収箱に出す側の立場としても、自分が着ていた無印良品の服が『ReMUJI』によって新しい形の衣料品に生まれ変わり誰かがそれを使っているかもしれないと考えると資源の循環を意識でき、以前より一層大切に着ていきたい、という気持ちになりました。
一点ものとの出合いを楽しめて、服を長く愛せて、資源循環にも貢献できる、素晴らしい取り組みだと思います。
この記事を書いた人
読者ライター河合 麻子
北欧の食器や雑貨、ヴィンテージのマリメッコなど掘り出し物を求めてのみの市やフリーマーケットなどに出かけることが大好き。夫と子ども2人の4人暮らし。北欧雑貨やプチプラアイテム、グリーンを取り入れた暮らしのアイデアを発信中!