パリ・ノートルダム大聖堂を疑似旅行!
体験型展覧会が日本上陸【注目アート展】
およそ800年前に建築されたパリのシンボル、世界遺産・ノートルダム大聖堂。
まるでその中にいるかのような感覚を味わえる体験型展覧会がいよいよ日本上陸!
セーヌ川の中州に鎮座する世界遺産、パリ・ノートルダム大聖堂。
2019年の大火災から5年の修復期間を経て12月8日に一般公開を再開しました。
本展は、800年以上もの間、フランスをはじめ多くの人々の文化の中心地となってきた大聖堂の歩みを、専用タブレット端末「HistoPad(ヒストパッド)」で辿る体験型の展覧会。
手元で自由に操作しながら、実際の大聖堂訪問では見られない部分も探索できる点が特徴で、「バラ窓」の名で知られるステンドグラス窓や「最後の審判」を描いた正面口の彫刻など、意匠の詳細を拡大して見ることができます。
オーク材を豊富に使用し「森」の愛称で親しまれてきた屋根構造や、大聖堂の象徴である尖塔(せんとう)の建設時の様子、現代技術とゴシック建築の英知を融合した火災後の修復作業の様子を映像とともに解説。
歴史・美術・建築など多様な視点で大聖堂の成り立ちを伝えます。
解説は通常版とやさしい日本語版の2種類。難しく感じる専門用語も、わかりやすく解釈することができますよ。
ほかにもフランス語、英語など多言語で読むことも可能。
初めは少し不思議に思えるタブレットを用いた鑑賞も、操作をしていくうちに、いつの間にか誰もがノートルダムの世界に魅了されていきます。
世界を巡回してきた本展は、日本科学未来館での開催にあたり、修復に用いられた科学技術に注目した解説や、火災前後の大聖堂を模かたどった、触って楽しめる模型展示を新たに追加。発見の多い充実した体験となるでしょう。
トップ掲載写真:©Histovery
教えてくれたのは・・・
パリ・ノートルダム大聖堂展日本ロレアル株式会社
七尾藍佳さん
東京大学教養学部卒業。大学在学中から翻訳者やライターとして活躍。その後、ラジオパーソナリティ、報道番組のキャスターなどを経て、国際英語テレビ放送「BloombergTV」の東京支局特派員に。エネルギー、消費財メーカーなどで広報業職を経験し、2022年より現職。日本ロレアルエクゼクティブコミッティーメンバー。
特別展
『パリ・ノートルダム大聖堂展
タブレットを手に巡る時空の旅』
場所:日本科学未来館(東京都)
開催: 開催中〜 2 月24 日(月・振休)
開館 :10:00〜17:00(入館は閉館の30 分前まで)
閉館 : 火曜、12/28〜1/1
*ただし2/11は開館
050-3354-7711(パリ・ノートルダム大聖堂展 製作委員会 事務局)
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