カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 3月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2025年3月号

2025年2月7日(金)発売
特別価格:1530円(税込) 
表紙の人:吉田羊さん

2025年3月号

閉じる

記事公開日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

【異色のピアニストで話題! 角野隼斗さんインタビュー】ずっとクラシック音楽の世界にいたら抱かなかった疑問、その答えを探して

大人のおしゃれ手帖編集部

この記事の画像一覧を見る(5枚)

東京大学理科一類を経て大学院に進学、ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリストに。一方で作曲も手掛け、‟Cateen(かてぃん)”として活動するYouTubeのチャンネル登録者数は144万人超え。昨年3月には、ソニークラシカルと日本人4人目の世界契約を結び、NHK「あさイチ」はじめ「情熱大陸」「徹子の部屋」とメディアへの露出も盛ん……。そんな、クラシック界を超えた活動にも注目が集まるピアニスト・角野隼斗さん。3年にわたってその活動を追ったドキュメンタリー映画『角野隼斗ドキュメンタリーフィルム 不確かな軌跡』がこの度公開に。ピアニストとしての新たな道を模索する29歳、その現在地とは?

目次

【異色のピアニストで話題! 角野隼斗さんインタビュー】ずっとクラシック音楽の世界にいたら抱かなかった疑問、その答えを探して

  1. 映画の始まりは‟不確か”
  2. 不思議な体験だった、武道館公演
  3. 音楽でも、研究者的なマインドを活かす

映画の始まりは‟不確か”

「2023年の始め頃にお話をいただいたのですが、まだ早いのでは?と、しばらくは渋っていたんです。そこから武道館コンサートが決まり、海外公演があって……。そろそろドキュメンタリー映画として成立するかもしれない、と思い始めて。スタートはわりと(テーブル上にある映画のチラシに目をやり)、‟不確か”でした(笑)」

相手の目をじっと見て話を聞き、自分の中からふさわしい答えを探すように目線を落としたあと、ゆっくりと語り始める角野隼斗さん。けれどその言葉の最後、映画のタイトルに絡めた物言いに「上手いこと言いますね!」と反応すると、とても愉快そうに笑います。そんな角野さんですが、映画ではコンクールの舞台裏、開演直前の緊張や終演直後に手応えを語るところまで、ピリつきそうな瞬間もカメラを拒絶することなく、ごく自然なさまが記録されています。印象的なのは、やはり演奏シーン。ピアノの旋律に強烈に引き込まれていると、時折ふっと笑顔になる瞬間が……。

「笑ってました!? 無意識でしょうね。楽しいから笑うときもあるけど……なんだろう? 自分がのってきて、音楽と一体化したと感じたときに自然と出てくる笑い、みたいなものがあるんですよね。ドーパミンとかアドレナリンとか、そういう類のことかも。自分が自然に表現できているという状態が音楽としていちばん理想的だと思うので、そうなれるよう、日々練習するという感じなんです」

この記事のキーワード

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中!
※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

執筆記事一覧

Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!

関連記事