【異色のピアニストで話題! 角野隼斗さんインタビュー】ずっとクラシック音楽の世界にいたら抱かなかった疑問、その答えを探して
不思議な体験だった、武道館公演
映画のクライマックスは、昨年の武道館公演です。武道館は通常のコンサートホールと違い、生音がそのまま使えません。なぜ挑戦が必要とされる会場を選んだのでしょうか?
「逆かもしれません。7月14日、僕の誕生日に‟武道館で公演できます”と言われて、それはやったほうがいいな!と(笑)。クラシックを主とした公演にするなら、生音でないことを如何にプラスに変えられるか?(360度観客に囲まれた)センターステージであることも含め、武道館でしかできないことは?と考えました 。自分のピアノを持ち込むこともそう。するとピアノの弦を叩いて特殊な音を出すとか、ピアノをお借りして演奏するのとは違うことができます。あとシンセサイザーを置くとか」
武道館公演は自分で買った、いつも自宅に置いてあるというスタインウェイのピアノを持ち込みました。
「そのピアノへの思い入れも含め、活動を始めてからの歴史を追うようなコンサートでした。5年ほどを振り返りながらベスト盤のような形で、また前を向いていこう!と、そんな心持ちで、ある意味では再出発だなと。1万3000人が静かに一音を見守るというのがなかなか現実ではないような、とても不思議な体験でした。誕生日に、ウキウキしながら帰りました(笑)」
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