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大人のおしゃれ手帖 6月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年6月号

2025年5月7日(水)発売
特別価格:1540円(税込)
表紙の人:木村佳乃さん

2025年6月号

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堤人美さんに教わる 
「だし」の使い方をマスターすると料理が見違えるほど美味しくなる!

少ない素材とだしを組み合わせ
そぎ落とされた味を楽しむ

堤さんの料理の神髄は「食材そのものの味をシンプルにいただくこと」。そのため、使う食材も少なめです。

「みそ汁も、自分でいただく時は具をたくさん入れません。具だくさんもおいしいのですが、2種類くらいの具材とだしで、それぞれの素材をきちんと味わいたいほうなんです」

普段の食事は、煮ものやみそ汁といったシンプルな献立が中心で、だしは料理に合わせて、その都度とることが多いとか。

「なかでも煮干しだしは、作り置きが必要ないくらい簡単。バターとの相性がとてもよく、白菜を煮込んで酒としょうゆとバターで仕上げるのもおすすめです」

にらと納豆のみそ汁など、クセのある素材同士を合わせてもおいしくまとまり、まさに万能だしと堤さん。

煮干しを具材として使うことも多いそうで、「ひじきや豆、根野菜などと炒めて一緒に煮込めば一品料理に。乾煎りして野菜とごはんと炊き込んでもおいしいですよ」


煮干しだしの取り方

1.

煮干し約10尾の頭を除き、背の部分から開いてはらわたを取る。

2.

鍋またはフライパンに入れ、弱火で香りが出てカラッとするまで木べらで炒る。

3.

300 mLの水を加えて中火で煮る。煮立ってきたらアクを除く。

【POINT】
油はひかずに乾煎りし、焼魚のようないい香りがしたら水を加えるタイミング。
魚、肉は沸く前にふたをすると臭みがでるのでふたはしないこと。骨など煮干しの口当たりが苦手な人は、煮立った後にとりだして。

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