内田彩仍さんの「心が軽くなる」家仕事
夫の連携プレーで生まれる豊かな時間
家族の人数や関わり方に変化が生まれる50 代は、家事の見直しをするタイミング。
今の自分にフィットし、ゆとりある暮らしを作るためのヒントを集めました。
今回お話を伺ったのは・・・
エッセイスト
内田彩仍さん
福岡県在住。夫、愛猫そらと暮らす。丁寧な暮らしぶりが人気で、『衣食住、暮らしに寄り添うもの選び』(集英社)など著書も多数。
少しずつルールを緩やかに暮らしを小さくする練習をしています
朝いちの家事を終えてひと息つくことも
朝いちばんにするのは洗濯。干したあと、少し疲れを感じたら次の家事の前にコーヒーを飲むことも。
「これまではすべての家事が終わるまで休むことなく続けていたのですが、今は無理をせず、ひと休みしています」
夫婦ふたりの食事の時間を何より大切に
「365日ほとんど家で食事をしています」という内田さん。
「夫婦ふたりで食事する時間が何より楽しみなので、そのための手間や時間は省いていません。好きな食器を使って支度をすると日々の気分転換になり、会話も弾みます」
寝る前のキッチンリセットは、朝に変更
以前は必ず夜、寝る前にしていたシンクの排水口のゴミ取りは朝に。
「疲れやすくなったので夜にしていた家事を朝にまわしました。朝食後にシンクを磨くとすっきり。おかげで、夜の自由時間が増えて、好きなことをして楽しんでいます」
庭の手入れは、年4回ほど植木屋さんに
庭仕事は日々の楽しみのひとつ。「今まではすべて自分で内田彩仍さんに聞いてみた
家事の現在地行っていたけれど、一軒家に越してきて大きな木が増えた
こともあり、季節ごとの剪定や虫がつきやすい時期の見極
めなど、難しいことはプロにお任せするようにしています」
ガラス磨きは汚れに気づいたらサッとやってしまう
以前は週に一度、家じゅうの窓を拭いていましたが、今は年に2 回に。
「ただ、寝室の掃き出し窓は、愛猫のそらが窓に鼻をつけて外を眺めていて、鼻あとがつくので、その都度掃除。そらが舐めてしまうことを考えて、洗剤は使いません」
“大切にしたい家事”は省かず丁寧に
埃や砂で汚れやすい玄関は、毎朝、さっと掃いて気持ちよく整えるのが習慣。
「けれど、ちりとりの中のゴミを毎回捨てるのは少し面倒なので、週に2 回のゴミの日にまとめて捨てるようにしました」
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR