内田彩仍さんの「心が軽くなる」家仕事
夫の連携プレーで生まれる豊かな時間
内田彩仍さんに聞いてみた
家事の現在地
Q. 家事の向き合い方は変化していますか?
暮らしを整えるのは気持ちよく過ごすため
結婚してもうじき40年。ずっと変わることなく「家族ふたりで心地よく暮らすこと」を何よりも大切にしている内田彩仍さん。
「夫と安心してくつろげる暮らしのためにするのが家事だと思っています。けっして強制ではなく、料理も洗濯も掃除をすることもすべて幸せに過ごすためにやっていることなので、苦ではありません。ただ、以前は体力も気力もあったので、まるで部活をするように動き続けて、1日の大半を家事に充てていました」
妥協することなく、楽しみながら暮らしを整えていました、と話す内田さんも60代を迎え、家事の仕方にも変化が訪れました。
「最近は、疲れやすさを感じるようになったり、面倒に感じることも増えました。さらに、家族の用事で忙しくなったりすることも。
自分自身や環境の変化を受け入れて、家事も以前より無理なくするようになった気がします」
家事を緩やかにして自分を癒やす時間を作る
洗濯や床磨き、お風呂掃除など毎日行う家事は決めつつも、窓の掃除は汚れが目立ってきたら拭くようにしたり、庭の手入れはプロに任せたり。家事のルールを体調に合わせて緩やかに。
「朝、洗濯を終えたらそのままほかのことをせず、コーヒーを飲むこともあります。夜にやっていたキッチンまわりの掃除を朝にまわして、寝る前に本を読んだり、YouTubeで動画を観るなど好きなことをする時間に充てて、自分をいたわるようになりました」
1日に必ずする家事は決めています
朝いちばんの家事は洗濯
洗濯は、朝起きてすぐに始めます。
「我が家はドラム式洗濯機ですが、気になる衿汚れなどは予洗いしています。セリアの使い捨てスポンジで洗剤を泡立てて、優しく擦ると、汚れが簡単に落ち、気持ちよく着られます」
“3つの掃除”は毎日します
ハンディワイパーで小物やテーブルの埃取り、掃除機をかける、クイックルワイパーのウエットシートで床磨き、この3つは毎日。
「毎日していると隅に埃が溜まらず、大掃除で床磨きをしなくて済みます」
お風呂のタイル掃除は私のこだわり
お風呂の床は掃除に手間がかかるとわかった上で好みのタイルを採用。
「石けんカスが残ると白浮きして目立ちやすいのが難点。気持ちよく使いたいので、磨いてすすいだ後、乾拭きしています」
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