【アートで防災と向き合う】11月3日まで開催「そのとき、どうする?展 —防災のこれからを見渡す—」で、いざという時に備える
自然が脅威となり、当たり前の日常が失われる「そのとき」に、私たちは何を思い、どう行動するのか。想像もつかない“未来”に備えるのは難しいことだとしても、災害大国である日本では「そのとき」に備えないわけにはいきません。11月3日まで21_21 DESIGN SIGHTにて開催される『そのとき、どうする?展 —防災のこれからを見渡す—』は、東京・仙台・ロンドンに拠点を置くビジュアルデザインスタジオWOWのディレクションにより、防災や災害にさまざまな「問い」を通じて自分の視点で向き合う体験を提供する展覧会です。
今回の展示は、災害への備えを一方的に情報として伝えるものではなく、防災に向き合う私たちの「意識」や「心のあり方」に目を向けているのが特徴。会場にはさまざまな問いがちりばめられ、作品を鑑賞しながら、いつやってくるかわからない「そのとき」について主体的に考えを巡らせるというユニークな展示となっています。
また、来場者同士がそれぞれの考えを共有できるインタラクティブな体験も提供しているため、他者との対話によって災害、防災に対する意識やアクションを多角的に見つめ直すことができます。正解のある問い、人によって答えが変わる問いなど、多様な思考やさまざまな可能性と対峙する経験は、いつか訪れるかもしれない「そのとき」への静かな備えとなるはずです。
もっと知りたい! 防災のアレコレ
参加する作家は、展覧会ディレクターを務めるWOWを含めた22組(5月27日現在)。災害のビジュアライゼーション、防災意識を見つめ直すインスタレーション、「そのとき」の先にある希望のかたちなど、さまざまな展示、体験を通して自らの意識を高め、その先のさまざまな可能性をも一望するまたとない機会。ぜひこれからの防災について共に考えたい誰かと一緒に足を運んで、それぞれの思考のセッションしてみてはいかがですか?
企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」
【開催概要】
会期:2025年7月4日(金) - 11月3日(月・祝)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
開館時間:10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜(9月23日は開館)
入場料:一般1,600 円、大学生800 円、高校生 500 円、中学生以下無料
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この記事を書いた人
エディター/ライター久武ミキ
出版社、広告会社勤務を経て独立。女性誌、専門誌などでビューティー&ウェルネス、アートを中心に、ライフスタイルにまつわる記事を多数執筆。東京と鎌倉で2拠点生活をおくる猫好き編集者。
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