【豪華客船体験レポ】英国の伝統を受け継ぐ「クイーン・エリザベス」での旅はタイパもコスパもいい! 憧れだけで終わらせない充実の船旅へ
伝統と格式を誇る英国生まれの豪華客船「クイーン・エリザベス」。それは単なる移動手段にあらず。まるでクラシックホテルのような船内では贅沢な時間を過ごせることができ、寝ている間に別の土地へと運んでくれ、停泊先での旅を身軽に楽しめます。
さらにインターネットもスムーズに使えてオンラインでの仕事も可能。
つまり、コスパもタイパも抜群にいい旅になります。
「いつか時間ができたら」「老後の楽しみに」と、とっておくのはもったいないほど。
そんな船旅を3回にわたって紹介します。第1回は、滞在時間を豊かにしてくれる船の内装や設備についてです。
まるでクラシックホテルのような船内でイギリスの伝統的な美意識を心ゆくまで堪能!
「クイーン・エリザベス」は、今年で創業185年を迎え、イギリスのラグジュアリー・クルーズライン「キュナード」の象徴ともいえる船。英国女王エリザベス2世に命名された、世界で最も有名な豪華客船でもあります。現在就航しているのは、2010年にデビューした3代目。今回は横浜から広島、長崎の停泊を経て韓国の釜山へ行き、帰りは釜山から大阪の停泊を経て横浜へ戻るというクルーズに参加します。
釜山港に姿を現したクイーン・エリザベスは、全長294メートル、高さは12階建て。2000人以上の乗客と約1000人のクルーが生活できるほどの広さです。「動くラグジュアリーホテル」ともいわれていて、レストランやカフェ、ジムやショップ、ミュージアムや図書館まであって、まるで小さな町のようでした。
船内は艶やかなマホガニーの柱や手すりに、アール・デコ調の装飾が施され、きらびやかさとシックな重厚さを併せ持った雰囲気。イギリスの伝統的な美意識が全体に漂っていて、豪華さと優雅さに圧倒されます。
まず、メインとなる「グランド・ロビー」は、なんと1階から3階にかけて吹き抜けで広々としています。正面には初代クイーン・エリザベスをモチーフにした寄木細工が飾られていて、厳かな雰囲気。フォトスポットとして人気の場所です。
ネイビーのカーテンにマスタード色の椅子、かわいらしい壁紙が目を惹く「クイーンズ・ルーム」。2025年の春にリニューアルしたスペースで、アール・デコ調を引き継ぎながらも、細かな装飾や色使いはモダンになっています。ここでは伝統的なアフタヌーンティーが楽しめるほか、中央のホールでは生演奏に合わせて毎晩ダンスパーティも開催。リードしてくれるクルーがいるので、初心者でも安心です。
クイーンズ・ルームの隣にある「ロイヤル・アーケード」は、カジノやショップが並ぶスペース。中央のデッキ2つとつなぐ会談にはロンドンのビッグ・ベンを手がけたデント社製の時計があり、定時になるとビッグベンと同じような、心地よい鐘の音が鳴ります。ガラディナーの日に撮影会も行われる人気のフォトスポットとなっていました。
ショップでは、オリジナルのキュナードベアが大人気。その年のオリジナルデザインは航海の初日にほぼ完売するというほどです。ほかにも文房具やキーホルダー、バッグやTシャツなど乗船記念になるものがたくさんで、コレクターも多いのだそう。
ステンドグラスの天井が印象的なライブラリーは、らせん階段のある2階建てで、蔵書数は約6000冊。日本語の書籍や雑誌、漫画もあって楽しめますし、海外の料理本などは言葉がわからずとも見ているだけでも面白かったです。海を目の前にした読書スペースは、とても静かで落ち着いた気分にさせてくれます。司書が常駐して本の貸し出しを行っているので、客室でゆっくり読むことも可能だそうです。
クイーン・エリザベスの歴史を知ることのできる展示も充実。エリザベス女王の乗船時の写真や、歴代のクイーン・エリザベスの様子、当時のグッズなどが並んでいました。
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