【旅レポート】大人の夏旅に『岐阜』をおすすめする理由5選! 鮎、清流、歴史...etc.大人の好奇心に刺さるスポット満載
美味しいものや自然に癒やされつつ知的好奇心も満たしたい! 旅が好きで好奇心の赴くまま国内外様々な地を旅してきましたが、この夏50歳を迎え、旅に求めるものが少し変わってきた気がします。
そんな大人にちょうどいい旅先を探しているなら岐阜がおすすめ。起点となる岐阜駅までは名古屋駅から快速で約20分。アクセスもよく、様々な夏の風物詩が楽しめる岐阜のおすすめ体験をレポート!
目次
大人の夏旅に『岐阜』をおすすめする理由5選
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1.今が旬、長良川の鮎料理を満喫!
岐阜の中央を流れ、様々な産業や文化を育んできた長良川。透明度が高い長良川の豊富な水は多くの恩恵をもたらしてきましたが、代表的な名産として知られているのが「鮎」。まさに今が旬ということで期待も高まります。
訪れたのは「清流長良川あゆパーク」。2015年に「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定されたことを記念して作られたそうで、鮎のつかみ取り体験や長良川の河川環境を学ぶことができる施設です。
併設されている「レストラン里川」では取れたての鮎を様々な料理で楽しめるとのことで楽しみ!
欲張りな私が選んだのは「里川鮎懐石」¥3,800。塩焼き、甘露煮のほか鮎の炊き込みご飯、開きやフライ、珍しい「うるか(鮎の内蔵の塩辛)」など盛りだくさん。ボリュームに圧倒されましたが、クセのない上品な味なのでぺろりと完食。頭から尻尾まで美味しくいただきました。
鮎雑炊、鮎の朴葉味噌焼きなど珍しいメニューもあり、どれも美味しそうでした。
鮎は素手で触ると体温で火傷してしまうというほど繊細な魚。餌を食べないので「友釣り」という釣りのベテランでも難しい漁法で釣り上げます。水中に生息する藻だけを食べているため川によって味が違うのだとか。川の水が澄んでいるほど良質の藻が育ち、美味しい鮎が育つのだそうです。
清流長良川あゆパーク
https://ayupark.jp/
翌日は美濃市を訪れたのですが、老舗の「割烹朝田屋」でいただいた「鮎素麺」も絶品! 特製の味噌と薬味がのった焼き鮎をほぐしながら素麺といただくのですが暑い日にぴったり。6月は若鮎、7月8月は成魚、夏の終わりは落鮎と、季節によって味が変わるそうなので、鮎を目当てに再訪を誓いました。
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この記事を書いた人
エディター・ライター吾妻枝里子
出版社勤務を経て独立。女性誌やウェブメディアを中心に、ファッション、旅、ライフスタイルなどの記事を手掛ける。ダンス、ボディボード、SUPなどアラフィフから新しい趣味に挑戦中。2匹の保護猫と海辺の街に暮らす。
Instagram:@eriko_azuma