いとうあさこさんに聞く、50代の愉快な過ごし方
「加齢も、大人の経験値。自分をつらくさせすぎないで」
「おばさん」でいることに、何の抵抗もない
劇中、鏡原と対立するドラマプロデューサー・青野貴則役には、さまざまな舞台作品に俳優として出演し、最近ではアイドルグループ「timelesz」加入で注目を浴びる原嘉孝さん。いとうさんとも、テレビや舞台で共演を重ねてきた間柄です。
「『タイプロ(timeleszのメンバーを決めるオーディションのドキュメンタリー)』を見て泣きましたし、この先、原〝先生〟がいったいどこまで知らない顔を見せてくれるんだろうと思うと、本当に楽しみで……あ、先生呼びですか? 親しい若い男性を『〜君』って呼ぶのが、どうにも恥ずかしくて(笑)。それでつい、先生って」
逆に、若い世代からの呼ばれ方は「あさこ姐さん」。舞台の現場の若手からは、お母さん的存在と頼りにされていると言います。
「30歳で『電波少年的15少女漂流記』(バラエティ番組『進ぬ!電波少年』内の人気シリーズ)で無人島に行ったときも、最年長で『おかん』って呼ばれてましたから、どこか〝おっ母さん〟感があるのかも。でも正直、私、おばさんでいることに何の抵抗もないんです」
それは、日々共演している先輩たちの元気さを知っているからだと、いとうさん。
「バラエティでも、ラジオ番組でも、60代、70代、それよりもっと上の先輩方がバリバリ活躍されていて、私たちのくだらない話にも笑ったり怒ったりしてくださる。すごく楽しい時間を過ごさせていただいているので、加齢が嫌なものだっていう感覚がまったくないし、恐怖につながらないんです」
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