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2025年9月号

2025年8月7日(木)発売
特別価格:1590円(税込)
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【小池栄子さん・向井理さんインタビュー】「新感線に出るたびに『これは出るものじゃなく、観るものだな』と後悔するんです(笑)

大人のおしゃれ手帖編集部

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劇団☆新感線の45周年を飾る舞台『爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』。ゲスト俳優の小池栄子さんは4作目、向井理さんは3作目の劇団☆新感線への参加となります。久しぶりに劇団員が集合するお祭りのような舞台に、おふたりはどんな思いで挑むのか。演劇人へのリスペクトやお互いの印象、そしてこれからの人生観を語ってくれました。

「観客側だったら、“出たかったな~”とヤキモチを焼くと思う」(小池さん)

——劇団☆新感線の45周年興行となる『爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』は、江戸時代を舞台に、「忠臣蔵」を上演しようと芝居作りに情熱を傾ける演劇人たちを描いた作品です。劇団員全員が揃い、これまで上演してきた作品のセルフパロディやセルフオマージュも盛り込まれるという、ファンにとってもスペシャルな公演になりそうですが、そこにゲストとして参加する心境はいかがですか?

向井理さん(以下、向井) 前代未聞のお祭りだと思うし、それに選んでいただいたのは名誉なことですよね。もし自分が出演しないとしても観に行っただろうけど、作品が肉付けされている段階を一番近くで見られるのは何よりも贅沢です。

小池栄子さん(以下、小池) 新感線は2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来なので、呼んでもらったときは、「忘れられてなかった!」と嬉しかったですね。きっと自分が観客として行ってたら、出たかったなあ…とヤキモチを焼いただろうと思います(笑)。私は今回の脚本がすごく好きなんです。どんな状況でも、演劇人がそこに立てば芝居はできるんだ……という、劇団の皆さまの歴史を語っているようで。

向井 この脚本は、(中島)かずきさんなりのお芝居に対する壮大なラブレターだと思うんです。僕は今回、狂言作者・真狩天外と、芝居を憎んでいる若年寄・藤川采女の2役を演じるのですが、天外の台詞のなかに「座付き作家」という言葉があって。台詞から、悔しさや楽しさ、いろんな感情がこぼれてきて、これはかずきさん自身なんだろうな、と。

小池 その役を任されるのは、それだけ信頼されている証拠だよね。私が演じるお破は、橋本じゅんさん演じる荒蔵から、“嘘を真に変える芝居の力”を叩き込まれたという女の子。山で育てられたオオカミ少女が都会に出てきて……みたいな話なので、悔しがる、恥ずかしがる、憤る、喜ぶ…という感情を素直に出して、とにかく元気にやりきりたいですね。ただエネルギッシュにやるだけじゃなく、そこに自分ならではのプラスアルファを出せるように模索中です。

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