【荒川区尾久・台東区谷中】安藤玉恵さんとめぐる下町さんぽ
ビアパブイシイ
「イシイさんとは10年くらいのお付き合い。ここで日本のクラフトビールの味を覚えて、すっかり虜になりました」と安藤さん。
店主の石井寛之さんの料理もこの店に通う理由の1つ。
「メニューにある料理はだいたい食べたかな。何を食べておいしいです」
この日安藤さんが選んだのは、神奈川県厚木市の地ビール「サンクトガーレン」のペールエール850円(半パイント)。深いコクと苦味、芳醇な味わいが魅力。
イシイには4つのタップがあり、1つ打ち抜かれるたびに新しいビール樽につなぎ替える。つまみに選んだのはコロネーションチキン700円。
「近所の青果店に行ってその日の料理を決めています」と石井さん。
東京芸術大学関係の常連も多い。こちらは、卒業生による石井さんの木彫りの人形。
イギリスのパブ文化を日本で再現したいと「谷中よみせ通り」に開店。国内でていねいに作られたクラフトビール(地ビール)を中心に店主が厳選した1 杯が味わえる。
【ビアパブイシイ】
住 文京区千駄木3 -45 -8
営 水~土17 :00 ~翌1 :00、日15 :00 ~22 :00
休 月、火
pásele(パセレ)
店主の稲垣侑香さんいわく、「チュロスをチョコレートに浸して食べるのが本場流。チュロスが甘すぎないのもそのためです」。
チュロス・コン・チョコラテ(プレーン)1,310円。
地元民の編者おすすめ。
揚げ立てのチュロスとホットチョコレートは、スペインのポピュラーな朝ごはん。そのおいしさを知ってほしいと始めた隠れ家的なカフェ。静寂のひとときを過ごせる。
【pásele(パセレ)】
住 台東区谷中2 -15 -5
営 水~金10 :00 ~ 18 :00、土、日9 :00 ~ 19 :00
休 月、火
撮影/白井裕介 スタイリング/平井律子 ヘアメイク/成田祥子 編集・文/鈴木香里
大人のおしゃれ手帖2025年8月号より抜粋
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