高知県を食す! フードエディターいち推しの秋旅スポット
秋の高知で堪能できる至福の味覚
必食5選
戻り鰹
赤身と脂のバランスによる独特の弾力と口当たりがあり、初鰹にはない満足感があります。藁の豪快な炎でカツオの表面を軽く炙り、香ばしさと旨味を引き出した「藁焼きタタキ」は、高知ならではの味わいで、風味豊かで格別です。わさびやにんにくを添えてポン酢で食べます。また、「塩」で食べる「塩タタキ」もおすすめ。シンプルに塩を振りかけることで、カツオ本来の旨味をダイレクトに感じることができます。薬味として、スライスした生ニンニクを添えるのが高知流です。
秋に南下して戻ってくる戻り鰹は、たっぷり餌を食べて成長したため、脂が非常にのっていて、その味わいはまさに「マグロのトロのよう」と例えられることも。
この記事を書いた人
フードエディター八代恵美子
数々の女性誌、WEBにて編集、ライターとして活躍。食を中心にトレンドをキャッチしつつ、多くのヒット企画、商品開発、イベントのプロデュースも手がける。また、料理研究家として「茅乃舎だしで毎日ごちそう」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「MartホームベーカリーBOOK」(光文社)など著書も多数。
Instagram:@atrio_emy
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