高知県を食す! フードエディターいち推しの秋旅スポット
新高梨
高知県を代表する大玉の梨の品種で、「梨の王様」とも呼ばれています。重さが1kgを超えるものや直径20cmを超える大きさになるものもあり、見た目の迫力も格別! シャキシャキとした歯ごたえで、芳醇な香りが特徴的です。みずみずしく、しっかりとした甘みを楽しめます。冷蔵庫などで少し追熟させるとさらに香りが立ち、果肉も柔らかさが増すため、硬めと感じたら少し置いてから食べるのもおすすめとのこと。
四方竹
四方竹は、中国南部原産の竹の一種で、明治時代に高知・南国市などへ伝わった珍しいたけのこです。主に 10月上旬〜11月上旬 の短い間しか手に入らず、その希少性も魅力のひとつです。
高知では、生のままの鮮度を保つために朝収穫後すぐに下処理を行い、その美しい緑色と食感を損なわないように、あく抜き済みで水煮にされたものが多く販売されているので、県外に購入して持ち帰ることもできます。地元では素材の味わいを活かして煮物、天ぷらなどで楽しみます。
細長く黄緑色の見た目、名前の由来にもなっている断面が四角いことが特徴。食感はシャキシャキとしていて、アクが少ないため、素材そのものの爽やかな風味を楽しめます。
この記事を書いた人
フードエディター八代恵美子
数々の女性誌、WEBにて編集、ライターとして活躍。食を中心にトレンドをキャッチしつつ、多くのヒット企画、商品開発、イベントのプロデュースも手がける。また、料理研究家として「茅乃舎だしで毎日ごちそう」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「MartホームベーカリーBOOK」(光文社)など著書も多数。
Instagram:@atrio_emy
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