【50代からの「整う」ヨーロッパ便り】旅の醍醐味はグルメ&散歩! 自然との調和が導く、自分軸の再発見
ビアガーデンとカフェガーデン


そして、ドイツでは本場のビール文化を堪能。
ミュンヘンのビアガーデンは見渡す限り、人、人、人!!!
国籍、観光客、地元の人など、老若男女問わず楽しんでいる様子にテンションが上がります。大きな木が点在する森のようなガーデンに、トラディショナルなコスチュームに身を包んだ力のありそうな大きなスタッフたちが、見たことのないくらい大きなジョッキをたくさん抱えて行き交っている迫力に驚きました。
オーストリアのインスブルックでは、バーの屋外テラスでドリンクを片手にサルサを踊りました。サルサはキューバ発祥のラテンのペアダンスです。「英語を話すよりサルサを踊る人口の方が多いから、サルサをやれば世界中の人と友達になれる」。その言葉通り、イタリア、ドイツ、ポーランド、コロンビアなどたくさんの国の人たちとダンスを楽しみました。
ラテンの陽気なリズムに合わせて踊る笑顔いっぱいの空間で、異文化交流も楽しめるなんて最高。サルサをやっててよかった!
サルサは、自分軸を整える上でも、コミュニケーションのツールとしても、もちろんエクササイズや健康維持として、私にとってなくてはならないセラピーになっています。
この旅では「郷に行ったら郷に従え」という言葉に従い、地元の人の呼吸に合わせて動くことを意識。そうすることで、より自然な生活に戻れるようにも感じました。
自然素材に囲まれ、旬の食材を味わい、緑の中で心身を開放しリラックスする。自然と共にあることが身も心も軽やかに心地よく健やかに保ってくれます。自然との調和が自分軸の再発見につながることも!
お買い物も、出かける場所も、現地の人の行動に近づくことで、観光ツアーやガイドブックにある旅とはとは違った穏やかな日々の経験ができる。旅の充実感も自分自身も、ワンランクアップするかもしれません。
この記事を書いた人
自然療法ジャーナリスト/セラピスト藤田 円
英国で自然療法に出合い、英国ホメオパス資格を取得。沖縄で育つ「リバイタライズヘナ」の魅力に惹かれ、商品プロデュースも行う。雑誌記事や書籍の執筆、著書に『ホメオパシーのくすり箱』がある。セミナーなどを通じて植物の力と自然と調和する暮らしの楽しさを伝えている。
Instagram:@madokacirculus
Website:https://note.com/madoka_circulus






