50代に大切なのは休養の取り方!
平澤まりこさん・山本浩未さんの休日をレポート取材

ヘア&メイクアップアーティスト
山本浩未さん
説得力のある美容メソッドで高い支持を得る。美容法を紹介するインスタライブ「毎日Beauty Live」も人気。近著は『60歳ひとりぐらし毎日楽しい理由』(小学館)。
〝自分の取説〟ができ、適切に癒やせるようになりました
多忙を極める山本さんにとって、茶事は瞑想のようなもの。朝のルーティンもお茶を淹れることから始まります。
「お茶は頭の切り替えスイッチみたいなもの。時間がなくても簡単にでも、手順だけは踏んで自分なりに整える――朝に行うことで精神集中できます。ただ、起き抜けに飲むと胃が荒れるので、お腹に何か入れてからにしています」
山本さんが中国茶に目覚めたのは10年以上前。
今でも2ケ月ごとに教室に通い続けています。
「以前は茶道も習っていましたが、堅苦しくなく自由にアレンジを楽しめる中国茶が特に好きですね。作法が決まりすぎているものは面倒で(笑)。道具や器は組み合わせて、大人のおままごとを楽しんでます」
山本さんは自身を「やり過ぎるタイプ」といい、「50代は無理を重ねていた」と言います。
「年を重ねて自分を客観視できるようになり、自分の取説ができた気がします。頑張り過ぎてもしかたない、と肩の力が抜けたような。だから負担の少ない運動をしたり、気の向くままに旅行に行ったり、自分のペースで自分を労わりますね」
娯楽タイプ×栄養タイプ
形式美を追う中国茶は心が整う
ランプでお湯を沸かし、茶菓子をいただきながら、小一時間は中国茶の世界観を満喫。「茶葉の量や温度、時間を守りつつ、お気に入りの茶器や道具を自由に組み合わせて楽しんでいます」
1回のお茶で3 人分ほどのお茶が淹れられる。「友人が遊びにきたときにもてなすことも。
茶器や急須は国内外問わずの骨董店に足を運び選ぶそう。
茶葉は、バラの花びら入りの中国茶(紅茶)。茶さじは金工家・中村友美さんの作品。
運動タイプ×親交タイプ

週 1回のグループレッスンのストレッチで巡りよく
友人との井戸端会議も兼ねた元バレエダンサー・清水先生のレッスン。
「寝た状態で行うので怪我する心配がなく、体が整って姿勢が良くなります」
転換タイプ

一人でも友人と一緒でも旅は自分を刷新してくれる
旅は頭の休養。「日常が変わるのが好きですね。
月一は必ず、多い時は毎週(笑)。思い立ったら旅に出てリフレッシュしてきます」
やってみたい! と思ったことは無理しない範囲で即実行するようにしているという山本さん。
海外でも国内でも、楽しむ秘訣だそう。
photograph: Aya Sunahara,Chiemi Nakajima text: Mizuki Sakaguchi
大人のおしゃれ手帖2025年10月号より抜粋
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