【神崎恵さん】インタビュー
「美容は命にかかわるわけではない、でも人生を豊かにしてくれます」
美のカリスマとして、数々のメディアにひっぱりだこの神崎恵さん。
美容情報満載のSNSのフォロワー数は100万人を超え、豊かな知識はもちろん、自分を持った生き方に大人世代の多くの女性から支持されています。
さらに、昨年は初の料理本を出版して話題に。
現在は「神崎美容塾」の塾長として、美容家として後進の育成にも力を注ぐなど、その勢いはとどまることを知りません。
年齢とともに輝きが増し続けるなか、50歳を目の前にして「50代を迎えるのが楽しみ」と語ります。
そんな神崎さんに美しくあり続けるために、大切にすべきことを聞きました。
美容家
神崎 恵さん
1975年生まれ。美容誌をはじめ、多くのメディアで活躍。
著書の累計発行部数は170万部を突破。YouTube『神崎 恵/Megumi Kanzaki』も話題に。3人の息子を持つ母。
50代、健康なくして美容はついてこない。
食事と睡眠、運動の良い循環でキレイを磨く
歳を重ねることに、つい臆病になりがちな大人世代。ところが神崎さんは「早く50代になりたい」と笑顔で一言。
50歳になるのは誕生日を迎える12月。けれど、インスタグラムのプロフィール欄には、すでに「50歳」と記載が!
「50歳になることにワクワクしているんです。素敵な先輩方にお会いすると、強さだけでなく柔らかさもあって、かっこいい。経験を積んで、時間にも心にも余裕ができて、50代は自分を豊かにできるタイミングだと思います。確かに若さならではの美しさはある。同じように、年を加えるごとに芽が出る美しさもあると思うんです。〝50代、エイジングの激しい波が来るよ〟って脅かされることもありますが(笑)」
エイジングの波が訪れることを想定して、美容も健康も意識のスイッチを切り替えています。
「50代は美容よりも健康を優先したほうが、美容も後からついてくると思っています。やはり食事と睡眠、運動は健やかさを作る大切な要素。ジムで筋力をつけ疲れにくい体づくりをして、睡眠の質を上げるために着るものや身のまわりのものにもこだわったり。
食事は自分が口にしたものを把握して、食べたものでどう体調が変わるのかを知っておくことも大事ですよね。この3つが良い循環となれば、体も心も健やかでいられて、肌のキレイさにもつながっていくと思います」
生活のベーシックなことに注力してこそ、育まれる50代の美しさ。とはいえ、忙しさに追われていると、キレイを育てるモチベーションが続かないことも。
「モチベーションって考えると途端に難しくなるんです。美容に対するモチベーションを保ってがんばり続けられるのは、たとえば結婚式のときに人に見られるときくらいかもしれません。私は歯を磨くのと同じくらい何も考えないで手を動かしています。
化粧品が進化しているので、予算と時間をかけ合わせて、これだったら続けられそうと思うお手入れを見つけてほしいです」
美容の魅力はスイッチがが入るだけで、どんどん楽しくなるところ。
「美しくなるのも、老けていくのも自由でいいんです。でも、もしお腹のお肉が嫌だなと思ったらジムに行ってみたり、白髪が気になるならヘアカラーを変えてみたり。
体感値が高い興味のあることをひとつ試してみて、変われる嬉しさを実感できると、ますますやってみたくなると思います。ぜひ、自分なりのスイッチを探して、新しい魅力に出合ってみてくださいね」
この記事を書いた人
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