5つのルールで漢字がきれいに書ける!
50代こそ目指したい美文字テクニック
漢字ルール 3
曲がり・反り強調のルール
「光」の最後の一画が「曲がり」です。
ここが角ばっていたり、短すぎたりすると、字形が整いません。
なめらかにカーブさせて、上の横線よりも右側に長く伸ばし、いったん止めてからはねます。
「元」「光」などは、最後の〝曲がり〟が堂々とした美しさの決め手。
なめらかなカーブを描き、横に十分な長さをとって強調しましょう。同様に、「成」「民」の〝反り〟も強調ポイントです。
横線よりも長く、外にはみ出すように伸ばしてからはねます。ほかの点画は短めに書くことを意識すると、メリハリがついて美しいバランスに。
漢字ルール 4
縦長囲みはまっすぐ平行のルール
「国」の両側の縦線が下すぼみになっていると、字形が崩れます。
平行になるように、まっすぐおろして。
囲みの中に横線がある場合は、横線をやや右上がりを意識して書くと、より美しくなります。
漢字には4つの線で構成された「囲み」がたくさんありますが、よく見ると「縦長囲
み」と「横長囲み」があります。
このうち、「国」「目」などの縦長囲みの漢字は、両側の縦線をまっすぐおろすと、字形が安定して、大人っぽくまとまります。
「眼」「夏」など、縦長囲みが文字の一部になっている場合も、同じように書いてください。
漢字ルール 5
横長囲みはすぼませるのルール
横長囲みの「四」は、両側の線をまっすぐにおろすと幼い印象になってしまうので、内すぼみになるように書きましょう。
最後の横線の「ピト」も忘れずに。〝正方形〟ではなく、〝横長〟を意識して。
「四」「白」など「横長囲み」の漢字は、両側の線をまっすぐおろすと、間延びして見えます。この場合は、内側にすぼませるように書くのがコツ。
囲みの中の隙間がキュッとコンパクトにまとまり、バランスがよくなります。同じ「白」を含む漢字でも、「的」は縦長囲み、「皇」は横長囲みです。
使う部分によって判断してください。
Illustration: Ayako Motomura text: Aya Teramoto
大人のおしゃれ手帖2025年11月号より抜粋
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