新しい季節のはじまり「立春」は、チューリップとともに【連載vol.6 ー今日花(こんにちばな)通信ー】
花の魅力を届ける人・吉原友美さんが伝えたい“花”は、植物を通じて、今の自分の心と向き合う「今日花(こんにちばな)」というあり方。
花を選び、飾ることは、自分と向き合い、今の気持ちを感じ取る行為。季節を通して今日の自分にまっすぐに向き合う手段としての花が「今日花(こんにちばな)」なのだそう。
そんな吉原さんの日常と花のある暮らしを、吉原さんの言葉でお届けします。
写真/須賀浩二
立春の日を前に、私が暮らす葉山町でも淡い春を感じるようなあたたかい日が続きました。母が立春や節分を大切にしていた影響か、私も立春を前にすると新しい年をどんな年にしていきたいかを改めて考え、漢字一文字で表現するのが毎年の恒例。
今年は、「育」という言葉を大切にする一年にしようと決めました。
育=そだてる、はぐくむ。
「育」は、私にとって前に進める力をくれる言葉。自分のことを後まわしにしてきてしまったなあ、と思うことが多い人生だったので、改めて自己と向き合い成長させる機会や大切な人との深いつながりを育んでいきたいと思ったから。
そんな、今の私の気持ちで選んだ“今日花“が、「チューリップ」です。
チューリップって、子供の頃によく歌った童謡のイメージや小学校の花壇にあったせいか、牧歌的なイメージのある花でした。だけど、「赤、白、黄色♪」では表現できないようなニュアンスのある色や、何色もグラデーションで重なった色を持つ品種があり、とてもシックな表情を持つ花なんです。
この記事を監修した人
「PAUSE」主催吉原友美
「日々の暮らしの中に、ひと休みできる時間を」
との思いから、小休止を意味する「PAUSE(パウズ)」を屋号に、花の配送、出張生花店、空間装花、ワークショップを開催。神奈川県三浦郡葉山町にアトリエをかまえ、日常と心に寄り添う花を提案する。
撮影/安彦幸枝
Instagram:@pause_story_
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