水野美紀さんインタビュー「ずっと茨の道を歩いているかもしれません」
~舞台『死神』が問いかける、50代で向き合う「生きる覚悟」
ずっと茨の道を歩いているかもしれません

主人公・八五郎は、「死にたい」と口にしながらも、実は生き方に迷っている人物です。水野さんご自身は、生き方に迷っていた時期はあるのでしょうか?
「ずっと迷っているというか、茨の道を歩いているイメージです。20代の頃は、仕事しかしていなくて、自分の人生というより、役の人生を生きている感覚が強かったですね。現実社会に適応できるスキルが磨けているのかというとそんなこともなくて……。根なし草みたいだなと思っていました」
そこから何か変わったきっかけはあったのでしょうか。
「40代での出産は、大きな転機でした。社会との接点が一気に増えて、自分がどれだけ特殊な世界で生きてきたかを実感しました。それでもこの世界(芸能界)で生きていくしかないと覚悟が決まり、次の世代になにを残せるかを考えるようになりました」
10代でデビューし、多くの映画、ドラマで主役を演じ、30代を前に演劇ユニット「プロペラ犬」を旗揚げ、そして40代での出産を経て、最近は俳優業のみならず、バラエティ番組での活躍も目立ちます。常に新しいチャレンジをしている水野さんに、その原動力を尋ねると、意外な答えが返ってきました。
「実は私、ネガティブだし、臆病なんですよ。不安から逃れるために、たくさん動くし、勉強もしようと思うのかもしれません。いまの時代、なんの不安もなく毎日過ごしている人なんていないんじゃないかな……」
ベテランの域にいる水野さんでさえ、悩みもあれば、焦燥感もある。そんな等身大の言葉に、私たちも少し勇気をもらえます。
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