【西野七瀬さんインタビュー】「50代の自分も、人生を楽しんでいてほしい」
日に日に体の自由がきかなくなる進行性の難病を患った母と、母を支える高校生の息子の絆を描いた映画『90メートル』。親子に寄り添うケアマネジャーの下村香織を演じた西野七瀬さんに、役とどう向き合ったのか、そして自身の家族観についても伺いました。
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【西野七瀬さんインタビュー】「50代の自分も、人生を楽しんでいてほしい」
意識したのは“距離感”。一歩踏み込む勇気と、見守る優しさを大切に
プロデューサーや監督のたっての要望で、映画『90メートル』への出演が決まったという西野七瀬さん。演じたのは、介護の現場に携わるケアマネジャーの下村香織。その仕事は、西野さんにとって新鮮な驚きに満ちたものだったと話します。
「正直に言うと、今回のお話をいただいて、初めてケアマネジャーというお仕事を知ったんです。利用者の方やご家族、ヘルパーさんを繋ぐ大事な役割があるのだとわかり、純粋に『もっと知りたい』という好奇心が湧きました」
撮影前には、自ら資料を読み込み、YouTubeで「ケアマネジャーの1日」を紹介した動画を観るなど、さまざまな角度からアプローチを重ねたそう。
「ひとりのケアマネジャーの方が何人もの利用者さんを担当し、訪問だけでなくたくさんの事務作業もこなされている。この方たちがいないと現場が回らない、本当に尊敬すべきお仕事だと感じました。動画のコメント欄では『今度、試験を受けます』というものも見かけて。『皆さんはどんなきっかけで目指したんだろう?』と、その背景にも興味が広がっていきました」
本作で描かれるのは、病が進行していくなかで息子の未来を思う母・美咲と、将来の選択に迫られながらも、母のもとを離れられないと悩む息子・佑の深い結びつき。このふたりを静かに見守る香織を演じる上で意識したのは、「距離感」でした。
「踏み込みすぎてもいけないし、かといって離れすぎてもいけない。心のなかで思っていることがあっても、それを利用者の前では出さない、という暗黙のルールのようなものもきっとあると思うんです。美咲さんだけでなく、繊細な年頃でもある佑くんとの関係も含めて、ケアマネジャーとしての距離感を香織なりに模索しているんだろうな、と想像しながら演じました」
撮影中は、美咲を演じた菅野美穂さんの演技に心を動かされる瞬間が何度もあったそう。
「あるシーンでは、お芝居であることを忘れてしまうほど、その表現に引き込まれました。でもカメラが回っていないところでは、本当に明るくて気さくなお人柄で。お仕事の相談や、何気ない雑談ができたことがとても嬉しかったです」
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