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大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

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花を飾ろう!
花瓶がなくてもおしゃれに見えるコツ

花の飾り方

暮らしの中に花があると、部屋も心も明るくなるもの。
更年期に伴い気分がゆらぎやすい50代女性の趣味にもおすすめです。
初心者でも手軽にできる季節の花の飾り方・楽しみ方をご紹介します。

切り花を飾る

切り花を一輪挿すだけでも、部屋が華やいでおしゃれに。
切り花を飾るときは、下処理として水切りをします。
やり方は、水を張った容器に花の茎の部分を入れ、水の中で切り口から2~3cm上の部分をハサミで切ります。
これにより、花がしっかり水を吸えるようになって長持ちします。
また、水に浸かってしまう葉っぱはすべて取り除いておくのもポイント。
葉っぱが浸かると水が腐りやすくなるためです。

下処理ができたら花を生けましょう。
花瓶がないときは、グラスやマグカップ、ペットボトル、ワインやジャムの空き瓶などで代用できます。
花束を飾ったり、一輪だけ飾ったり、好みの飾り方で楽しみましょう。
花を飾った後はなるべく毎日水を替え、しおれてきたら水切りをすると長持ちしやすくなります。

枝ものを飾る

花の飾り方梅や桜、ユキヤナギなどの枝ものは、花器に挿すだけで存在感のあるインテリアに。
切り花よりも長持ちしやすいものが多く、意外と簡単に扱えるのも魅力です。

枝ものを飾るときの下処理は次の通り。
まず、飾りたい長さに合わせてハサミで茎を斜めに切ります。
次に、茎先にハサミで切り込みを入れます。
こうすることで、水を吸収しにくい枝ものが水を吸いやすくなります。
また、切り花と同様に、水に浸かってしまう葉っぱを取り除いておきます。

下処理ができたら早速飾りましょう。
ボリュームのある枝ものを大きな花器に飾れば、しっかりと存在感を出せます。
小さく切り分けていくつかの花器に飾れば、かわいらしい雰囲気に。
枝ものを飾った後は2~3日おきに水を替えましょう。

花を水に浮かべる

花の飾り方茎を短く切った花を水面に浮かべる「フローティングフラワー」も人気。
水面に浮かぶ花が涼しげな印象を与えます。
容器は、自宅にある大きめのお皿や生け花用の花器などが使えます。

やり方はとても簡単。
容器に水を張り、好みの花の茎を短くカットして水に浮かべるだけで完成です。
花が茎から落ちてしまったときや、スミレやビオラのように茎が短い花を飾りたいときも、フローティングフラワーにすればおしゃれなインテリアになります。

ドライフラワーを作る

花の飾り方花を長く楽しみたいときはドライフラワーを作るのもおすすめ。
初心者でも作りやすい方法として、吊るしてドライフラワーにする「ハンギング法」をご紹介します。
ドライフラワー作りに向いているのは空気が乾燥している時期。
梅雨や湿度が高い夏はドライフラワー作りに向いていません。また、花はなるべく一輪ずつ分けて吊るすと乾燥しやすくなります。

【ドライフラワーの作り方】
1. 生花を麻ひもなどで縛り逆さまにして、風通しのよい日光の当たらない場所に、壁から少し離して吊るす。
2. 1~2週間ほど乾燥させる。

完成したら花を下ろして飾りましょう。
花束をつくってリボンなどでラッピングしたり、逆さまに吊るして壁に飾ったりするとおしゃれです。
もちろん生花のように花器に挿してもOK。
小さな花器に一輪挿しにすれば狭いスペースでも飾れます。

料理に食用花を使う

花の飾り方「エディブルフラワー(食用花)」を料理に添えるとテーブルを華やかに演出できます。
見た目が美しいだけでなく、ビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれているのもうれしいですね。
日本の代表的なエディブルフラワーとして「桜の花の塩漬け」があります。

エディブルフラワーは、生花と乾燥させたもの(ドライエディブルフラワー)に大別されます。
生花の日持ちは、花の種類にもよりますが、冷蔵庫の野菜室に保管して5日程度。
ドライエディブルフラワーは長期保存が可能です。
料理やスイーツ、飲み物に花びらを散らしたり、クッキーなどのお菓子作りに活用したりと、さまざまな使い方ができます。
※エディブルフラワーは食用として安全に栽培されたものを使用して下さい

(まとめ)
花を飾ると、「ストレスが癒やされる」「気分が前向きになれる」と感じる人が多いようです。
インテリアや料理に、お気に入りの花を取り入れて楽しんでみてはいかがでしょうか。


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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