【50代マネー・社会貢献】寄付した先の明るい未来が想像できる、幸せなお金の使い方
お金は貯めることと同じくらい使い方が大切。自分もまわりも幸せになる使い方をしたいものです。そのひとつに「寄付」があります。有意義なものにするための使い方をあらためて考てみましょう。
今やコンビニで募金ができたり、参加費の一部が寄付される仕組みを持つイベントが増えるなど、社会貢献が身近な存在となりましたが、自分の姿勢を問われるものでもあります。貢献先は、災害地のほか、障害のある人、貧しい国の人の支援、環境保護など多種多様。まずは自分が関心のある分野で、どんな団体が支援活動をしているかを調べることから始めましょう。
寄付や支援で大切なのは内容と目的をきちんと理解して、思い入れを持てるかどうか。そして、自分が寄付したお金がどのように使われるのか明確になっているものを探すことです。
01 募金の種類を知る
社会貢献のひとつである募金にも、実は寄付金、義援金、支援金といった区別があり、誰の手によって、どのようにお金が届けられるかが異なります。社会貢献にも様々な形があることを知り、自分が選ぶ際の最初の一歩にしましょう。
●寄付金
公共団体や宗教施設、学校法人などに金銭を送ることで、その運営のために使われる。
●義援金
被災者を支援するために、日本赤十字社や赤い羽根共同募金などに寄せられる寄付金のこと。お金は被災地の自治体に送られ、義援金配分委員会によって公平、平等に被災者へと配布される。
●支援金
被災地で支援活動をするNPO法人やボランティア団体に対して送られる寄付金のこと。用途は各支援団体が決め、使途や収支報告は行われる。
●クラウドファンディング
不特定多数の人がインターネット経由でほかの人々や組織の財源の提供や協力などを行うこと。
●ボランティア
自主的に社会活動などに参加し、奉仕活動をすること。
02 寄付先を決める
自然環境、街づくり、文化やスポーツ、芸術、人権、女性の地位向上など、様々な分野があるので、まずは関心のある分野を見つけ、調べること。自分の仕事に関係することや、純粋に気になること、旅行した先のことなど、どんなきっかけでもOK。カテゴリごとに寄付先を紹介するサイト等もあるのでうまく活用しましょう。
03 金額を決める
多額であればいいわけではなく、継続できることも大切。そのためには、無理のない範囲でお金を使うこと。自分の嗜好品にかける程度を目安に。週4回カフェに行っているなら、そのうち1~2回分を寄付に回すなど、家計に影響のない金額を設定しましょう。
●お話を伺った方
吹田朝子さん
STコンサルティング有限会社代表取締役
一般家庭のライフプランおよび住宅ローン・保障・貯蓄運用などについて、価値観を尊重しながら豊かさへナビゲート。セミナーや個別相談も行っている。
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