カテゴリー

人気タグ

大人のおしゃれ手帖 1月号

大人のおしゃれ手帖

最新号&付録

大人のおしゃれ手帖
2025年1月号

2024年12月6日(金)発売
特別価格:1420円(税込)
表紙の人:原田知世さん

2025年1月号

閉じる

記事公開日

この記事の
関連キーワード

大人のおしゃれ手帖
の記事をシェア!

優恵のおしゃれは心意気 
Vol.2「そろそろ衣替えをしましょうか」

優恵

この記事の画像一覧を見る(3枚)

東京の冬は、年々短くなっているようです。そして、寒いんだか寒くないんだか、ダウンジャケットは出す? 出さない? お気に入りの黒いコートはいつ着よう、なんて考えているうちに、もう3月ではありませんか。そろそろ春物への衣替えのことを考えながら、コーディネートの予定を立てようかなと思います。厚手のものからクリーニングに出す前に、袖口や肘の辺りの擦り切れを確認して、必要であればお直しに出します。直していただいて、戻ってきたコートを次の冬に着ることを楽しみにするのは、お洋服との付き合い方としてなかなか良いものです。

「ダッフルコートに憧れていました」

丸い竹のトグルボタンが付いている茶色のツイードのダッフルコートは、20代の後半に好んで着ていた「rim」というユニセックスのブランドのものです。袖口の擦り切れを直してもらうのに、今までに2度、修理に出して袖丈を詰めてもらいました。少しサイズにゆとりがあって良かったなと思います。
20歳くらいだったでしょうか、ダッフルコートに憧れのあったわたしは初めてのダッフルコートに、ラルフ・ローレンの素朴でざっくりと大きなメンズのものを選びました。粗めのウール生地、木製のトグル、それを留める紐は麻、裏地は無し。柄はブラックウォッチのタータンチェック。ダッフルコートとしてはとても気に入って何年も着ましたが、ある時、裏地が無いことで中に着ているニットやウール素材のものが毛玉になりやすいことに気が付きました。大人になるにつれ、もう少し整ったおしゃれをすべきなのか、そう考えたわたしは次のダッフルコートを探すことにしたのです。きれいに見えて硬過ぎず、わたしが着られてしまわないものはないかしら。そう思っていた時に出会った「rim」のダッフルコートは、25年以上わたしの冬を支えてくれています。

この記事のキーワード

この記事を書いた人(写真・文)

モデル、俳優優恵

今年はモデルデビュー40周年。本誌でもおなじみ、おしゃれと旅とおいしいものをこよなく愛する。『mc Sister』で人気を博し、俳優としても映画、舞台などで活躍。近年の出演作に『秘密のフレグランス』(2021)ほか。

執筆記事一覧

Instagram:@yue_y_u_e_yue

記事一覧へ戻る

大人のおしゃれ手帖の記事をシェア!