胸が垂れる原因と対策
カギを握る「クーパー靭帯」とは?
知っておきたい乳房の構造
ところで、乳房の構造をご存知でしょうか。乳房を構成するのはほとんどが脂肪で、ほかに乳汁を分泌する乳腺組織などがあります。乳房を支えているのは、「大胸筋」という乳房の下にある筋肉と、乳房内にある「クーパー靭帯」という組織です。
クーパー靭帯はコラーゲンを主成分とする組織で、乳腺組織や脂肪組織が脇に流れないよう引っぱり上げています。つまり、乳房を丸くてきれいな形にキープするための大切な役割をしているのがクーパー靭帯なのです。なお、乳房内には筋肉がないため、乳房そのものを鍛えて大きくすることはできません。
この記事の監修者
東京美容外科 熊本院 院長神戸優子
日本形成外科学会専門医。大学病院形成外科・顎顔面外科で約10年にわたり研鑽を積む。現在は東京美容外科熊本院の院長として、目元やバスト、お肌など様々なお悩みを持つ患者様と日々向き合い診療を行う。
Website:https://www.tkc110.jp/kumamoto/