「マイコプラズマ肺炎」は大人もかかる!
症状や予防法を解説
大人に特有の症状も
どの年代にもみられる症状
以下の症状はすべての年代でよくみられます。初期症状は風邪と似ているため区別が難しいのですが、せきが長引くようだとマイコプラズマ肺炎の可能性があります。
● 発熱
● 全身倦怠感
● 頭痛
● たんの絡まない、乾いたせき(せきは数日遅れてはじまることもあり、3~4週間続くのが特徴)
大人に特有の症状
大人が感染した場合、以下のような特有の症状が現れることがあります。
● 熱が上がったり下がったりすることがある(弛張熱(しちょうねつ))
● 気道の炎症によってたんの量が増え、乾いたせきから湿ったせきになることがある
● 症状が重くなりやすい(特に高齢者は胸水や呼吸不全を引き起こすことがある)
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この記事の監修者
医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長菊池大和
2004年3月、福島県立医科大学医学部卒業後、湘南東部総合病院外科・外科科長などを経て、令和元年5月1日より現職。「総合診療、救急診療を通じて、地域医療に最大限に貢献する」ことを目的に日々診療を行う。
救急センター長日本救急学会救急科専門医、日本外科学会外科専門医、日本慢性期医療協会総合診療認定医、日本医師会認定健康スポーツ医、認知症サポート医身体障害者福祉法指定医(呼吸器)、厚生労働省初期臨床研修指導医、神奈川県難病指定医、エピペン処方認定医
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