【50代の大人旅】”海の京都”と呼ばれる京丹後で癒しの「スロートラベル」を満喫! 《前編》 ーエディター・あさこの関西巡りー
野村牧場の新鮮なミルクをたっぷり使った「MISS ALBION」の極上スイーツ
華やかでありながら、実に洗練されたルックスのケーキたちは素材を生かしたすっきりとした甘さで、ケーキ好きなら何種類も食べたくなるはず。実際、艸花のゲストがテイクアウトして部屋で召し上がったりもしているそう。
マドレーヌやケーク、クッキーといった焼き菓子もラインナップ。私もあれこれ自分用のおみやげに買って帰りました。丁寧に作られているけれど、余計な味はしない、シンプルな美味しさであっという間に食べ切ってしまいました。もっと買えばよかったなぁ。
シェフの安田俊二さんは「ハイアット リージェンシー 京都」でペイストリーシェフを務めるなかで野村牧場のミルクに出合い、52歳の時に一念発起してこちらのお店を立ち上げたのだそう。「牧場の目の前だからこそ、搾りたてのミルクを使ったスイーツを作れるんです。今日作ったものを、今日出せる。それがここに店を出そうと思った理由ですね」と、安田シェフ。
カウコンフォートに配慮し、環境にやさしい循環型の酪農経営に取り組む野村牧場の牛たちは、1頭あたりの年間搾乳量が全国でもトップクラス。鮮度や味わいはもちろん、牧場のスタンスにも共感しての決断だったそうです。
白いケーキ箱のような建物に、ブルーのエントランスが目印。喫茶スペースは不定期オープンのため、利用時には電話で問い合わせを。
ちなみに店名のミス・アルビヨンは、安田シェフがフランス留学時に初めて習ったケーキの名なのだそう。
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