【出雲大社を訪れる】ご縁を慈しむ出雲への旅
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ご縁を慈しむ出雲
島根県の東部、宍道(しんじ)湖の西側に位置する。
日本神話のふるさとでもあり“縁結び”の土地でもある。
平穏に過ごせているお礼を伝え、つながりを大切にしたいと感じる場所へ
島根県松江市出身の大野さんが、帰省するたびに必ず向かう場所へと向かいます。
「ただいま帰りました、と報告するようにしています」と話すのは、かの有名な出雲大社です。
大きなしめ縄の下に立ち、二礼四拍手一礼。
「幼いころから来ているのもあり、ほっとする場所です。思えば、島根に帰ると『ご縁だから』というのをよく聞くし、まわりは人とのつながりを大切にしている。私自身も、いいご縁をいただいて楽しく過ごせているお礼の意味を込めて、いつも参拝しています」。
友人が島根に遊びに来た際にも、必ず連れていく場所のひとつだと言います。
「近くにある稲佐の浜と一緒にまわるようにしています。その浜は、神在月に全国の神さまが出雲に集まるとき、神々をお迎えをする場所なんです。海も気持ちいいですよ」と、嬉しそうに教えてくれる表情から、大野さんがいかにこの場所を大切にしているかが伝わってきます。
縁結びの神・福の神として名高く、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建の由縁が記されているほどの古社。
神楽殿の大注連縄は長さ約13mに及ぶ。
島根県出雲市大社町杵築東195
TEL: 0853-53-3100
6:00~19:00(参拝時間のみ) 無休
https://izumooyashiro.or.jp/
その後のお昼は、近くの「そば処田中屋」へ。
注文するのは、いつも釜あげそばか、割子そば。
釜あげそばは、そば湯ごと丼に盛られたもので、自身でそばつゆをかけていただきます。割子そばは3段重ねの漆器にそばが入り、そばつゆと薬味をからめながら。
「私、東京に出るまでかけそばやざるそばを知らなかったんです」というくらい、どちらも出雲のソウルフード的存在です。
昭和47年創業の手打ち出雲そば専門店。
希少な国産石臼挽きのそば粉を使い、かえしには、地元大社町のしょうゆと本みりん、地伝酒を合わせてつくっている。
島根県出雲市大社町杵築東364
TEL:0853-53-2351
11:00~16:00 (蕎麦が無くなり次第終了)
店休日:木曜日
インスタグラム @sobatanakaya
ひと息ついてから向かうのは「イマジンコーヒー スナゴダ」。
大きな窓が広がり、その向こうは一面緑という気持ちのいい空間です。早速、大野さんはカウンター席へ。
「ここは『ハブ』のような場所。新しくできたお店やイベントなど、面白い情報が集まるし、一方で、静かに本を読むこともできる。来れば知り合いがいるから安心感もあって。きっと初めて訪れた人でも、居心地の良さを感じられる空間のはずです」
島根県出雲市浜町535-1
TEL:0853-27-9005
10:00~18:00 (土日祝は8:00~、L.O.17:30)
無休
インスタグラム @imagine.coffeesunagoda
photograph/Shoko Nakagawa tex/ Kaori Hareyama
大人のおしゃれ手帖2024年12月号より抜粋
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