松之助オーナー・平野顕子さんの N.Y.からおすそ分け vol.5-2
手作りニューヨークチーズケーキ
今回は、私が普段からつくっているニューヨークチーズケーキのレシピをお教えします!
平野さん直伝! 「ニューヨークチーズケーキ」レシピ
【材料】※直径18cm丸型(底取れ)1台分
全粒粉ビスケット ………… 70g
クリームチーズ ………… 450g
溶かしバター ………… 大さじ1
グラニュー糖 ………… 115g
卵(L) ………… 2個
サワークリーム …………110g
生クリーム …………60g
薄力粉 …………大さじ2
バニラエクストラクト …………小さじ1
【作り方】
①
全粒粉ビスケットは細かく砕いておく。
クリームチーズは室温に戻し、柔らかくしておく。
そのほかの材料も室温に戻しておく。
②
砕いた全粒粉ビスケットと溶かしバターをよく混ぜたら型の底に敷き、押し固める。
③
ボウルにクリームチーズを入れ、ハンドミキサーでしっかり混ぜる。
④
グラニュー糖を2〜3回に分けて加えていく。
その都度よく混ぜ合わせる。
⑤
よく溶きほぐした卵+バニラを2〜3回に分けて加え、低速で混ぜ合わせてい
く。
⑥
サワークリームと生クリームをよく混ぜ合わせたら⑤に加え、泡立てないように低速で混ぜ合わせる。
⑦
薄力粉を振るいながら加え、混ぜ合わせる。
⑧
②の型の中に流し入れる。
⑨
170℃に温めたオーブンで、30〜40分ほど焼く。
⑩
粗熱が取れたら型の周りをパレットナイフで一周し、型から外す。
ラップをして冷蔵庫で冷やす。
チーズの濃厚な味わいをしっかり感じながら、ふわーっと優しい甘味と酸味のアクセントのバランスにこだわったベイクドチーズケーキです。
プレゼントしても喜ばれますよ♪
また、材料にあるバニラエクストラクトですが、これはお菓子作りには欠かせないバニラの香料の一つで、バニラビーンズやバニラのさやをアルコールで漬け込んで香りを抽出したアルコール液です。
なければ入れなくても良いですが、できれば加えてつくっていただきたいです。
これがあるとなしでは違って、天然のバニラの濃厚な甘い香りがいいアクセントになります。
製菓材料店で購入できますので、手抜きせずに一度は加えて焼いてみてくださいね。
どうか美味しく焼けますように!
美味しく召し上がっていただけますように♡
平野顕子
料理研究家、スイーツ店「松之助」オーナー
京都の能装束織元の家に生まれる。47歳でアメリカ・東コネチカット州立大学に留学。17世紀から伝わるアメリカ・ニューイングランド地方の伝統的なお菓子作りを学び、帰国後、京都・高倉御池に「Café & Pantry 松之助」、東京・代官山に「MATSUNOSUKE N.Y.」と、アップルパイとアメリカンベーキングの専門店をオープン。京都と東京にはお菓子教室を開校。2010年、京都・西陣にパンケーキハウス「カフェ・ラインベック」をオープン。著書に『アメリカンスタイルのアップルパイ・バイブル』(河出書房新社)、『「松之助」オーナー・平野顕子のやってみはったら! 60歳からのサードライフ』(主婦と生活社)など多数。プライベートではひとまわり以上年下のイーゴさんと再婚し、サードライフを過ごす。
hiranoakiko214
text/Emiko Yashiro(atrio)
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