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2024年4月6日(土)発売
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健康に直結⁉ 体にいい水の飲み方、選び方

大人のおしゃれ手帖編集部

水1

人の体の60%は水分といわれています。
水を飲むことは、熱中症の予防など私たちの健康維持に欠かせません。
水を飲むメリットや、水にまつわるお役立ち情報をお届けします。

水と健康の関わり

私たちの健康に欠かせない水分は、食事や飲み物からこまめに補う必要があります。
水分が不足すると、脱水症状や熱中症のほか、中高年に多く見られる脳梗塞や心筋梗塞など、重篤な病気の一因にもなります。

成人が一日に尿や便、呼吸や汗で体外に排出する水分量は約2.5Lといわれています。
寝る前や朝起きたとき、外出時、仕事中、入浴の前後など、のどの渇きを感じる前に水分をとりましょう。

飲み物の中でも、水はカフェインやアルコール、糖類を含まないため、これらのとり過ぎを防ぎながら水分補給をしたいときに役立ちます。
カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などに含まれています。
カフェインには利尿作用の他に覚醒作用があり、夕方以降にカフェインをとると夜に眠れなくなる人もいます。

また、アルコールにも利尿作用があります。
アルコールを過剰摂取すると細胞内の水分が減少し、脱水症状を引き起こすことがあるので注意しましょう。

炭酸飲料や清涼飲料水は、砂糖・ぶどう糖果糖液糖などの糖類をたくさん含むものが多く、大量に摂取すると「ペットボトル症候群」と呼ばれる高血糖状態になることがあります。
重症になると意識がもうろうとして危険な状態になることもあり、飲み過ぎには注意が必要です。

また、スポーツドリンクは水分やミネラルを補給できる飲料ですが、なかには糖類を多く含むものもあります。
甘い飲み物を飲むときは、原材料や成分表示を見て糖類がどれくらい含まれているのかを確認してみると分かりやすいでしょう。

軟水と硬水の違い

水2水を選ぶときによく話題になる軟水と硬水には、どのような違いがあるのでしょうか。
水1Lに含まれるカルシウムとマグネシウムの量を示した数値を「硬度」といいます。
日本では一般的に、1Lあたりの硬度が0~100mgのものを「軟水」、101~300mgのものを「中硬水」、301mg以上のものを「硬水」と呼びます。
日本のほとんどの水は軟水で、欧米諸国では硬水が多く採水されています。

軟水は口当たりが軽くまろやかであるのに対し、硬水は口当たりが重く、飲みごたえがあるのが特徴です。
人によっては、硬水を飲むと苦みを感じることもあるようです。

カルシウムやマグネシウムを多く含む硬水は、便秘の解消効果が期待できるといわれています。
したがって、便秘がちの人や、カルシウム・マグネシウムなどのミネラルを補給したい人には硬水がおすすめです。
一方、胃腸が弱い人や、胃腸の不調があるときは軟水をおすすめします。

話題のシリカ水とは?

水3

最近、注目を集めているシリカ水。
シリカ水とは、ミネラルのひとつであるシリカを含む水のことです。
シリカは私たちの体にとって大切な栄養素ですが、体内で合成できないため、食事や飲料などから補給する必要があります。

そこで、シリカが豊富に含まれるシリカ水を飲むことで、効率良くシリカを補給しようという発想が注目されています。
シリカ水にも軟水と硬水があり、さまざまなメーカーから販売されています。
水分補給にシリカ水を取り入れてみるのも良いかもしれません。

(まとめ)
私たちの命を守る大切な水。日本人が飲み慣れている軟水や、カルシウム・マグネシウムなどを多く含む硬水、シリカを多く含むシリカ水などの種類があり、目的に合わせて水を飲み分けるのもひとつの方法です。
日頃からこまめに水を飲んで健康に活かしましょう。


構成・文/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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