野菜が高い! 食費を節約する方法とは? 実用アイデア8選
食品の値上げが続く中、毎日の料理に欠かせない野菜も高騰しています。ここでは、野菜を安く手に入れる方法や、無駄なくおいしく食べ切る方法など、家庭でできる食費の節約アイデアをご紹介します。
なぜ野菜が高いのか?
2024年から続く野菜の高騰の原因は、異常気象の影響で生産量が不安定であることや、輸送コストの上昇などが挙げられます。
特に2024年の夏は異常高温が続き、野菜の成長に悪影響を与えて供給不足となり、価格が急騰しました。また、燃料価格の上昇や物流業界の人手不足も野菜の価格に影響しています。野菜の高騰がいつまで続くのか、2025年の先行きは不透明なままです。
野菜を安く手に入れるアイデア
野菜の高騰が続く今、少しでも安く手に入れる節約術をまとめました。
農林水産省の野菜情報をチェックする
農林水産省のホームページでは野菜に関するさまざまな情報が掲載されています。中でも消費者に役立つのが、指定野菜の価格動向のうち「今週のお手頃野菜」と「野菜の生育状況と価格見通し(原則毎月)」です。
「今週のお手頃野菜」では「今週はなすがお買い得となっています!」(※)など、お手頃価格で買える野菜が分かります。
※上記は令和7年1月31日更新の内容を引用
「野菜の生育状況及び価格見通し(原則毎月)」では、主要な野菜の生育・出荷・価格の見通しをチェックできます。
食材の買い出しをするときや献立を考えるときの参考にできそうですね。
参考サイト:
・今週のお手頃野菜(農林水産省ウェブサイト)
・野菜の生育状況及び価格見通し(原則毎月)(農林水産省ウェブサイト)
産地直送の野菜を買う
「産地直送」とは、生産者から消費者へ直接商品を届ける販売形式のこと。卸業者や小売業者を通さないため中間マージンが発生せず、消費者は安くて新鮮なものを買うことができます。
ただし、必ずしも業者を通さないわけではありません。たとえばスーパーの「産地直送」コーナーのように、生産者と消費者の間に業者が入っていても、両者の距離が近ければ「産地直送」と表示することもあります。
産地直送の野菜は直売所やスーパー、通販サイトなどで買うことができます。
規格外品を買う
規格外野菜とは、形や大きさが基準から外れているため通常の流通経路では販売されない野菜のこと。近年はフードロス削減や生産者の収益向上などを目的に規格外野菜をお手頃価格で販売する農家や業者が増えています。
規格外野菜は直売所やスーパー、通販サイトなどで販売されています。通販サイトでは規格外野菜をお得な定期便で届けてくれるサービスもあります。
見切り品を買う
スーパーの「見切り品」コーナーも狙い目です。傷みかけた野菜が安く売られているイメージがありますが、ほかにも、規格外野菜が入荷したときや、商品の入れ替えで置く場所がないとき、在庫が残りわずかのときなども見切り品として売られることがあります。買い物に行ったらチェックしてみましょう。
ふるさと納税の返礼品として受け取る
ふるさと納税の返礼品として野菜を受け取る方法もあります。単品のほか、複数種類の野菜を詰め合わせて届けてくれる自治体も。地域の特産品を新鮮な状態で味わえるのが魅力です。
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この記事を書いた人
作りおき料理コーディネーター・薬膳マイスターかみはらえりこ
「女性が生きやすい社会づくりへの貢献」をモットーに、食や健康、美容など女性が笑顔になれる情報を発信中。
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