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大人のおしゃれ手帖 3月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年3月号

2025年2月7日(金)発売
特別価格:1530円(税込) 
表紙の人:吉田羊さん

2025年3月号

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【大人旅 in 奈良】冬の《ならまち・きたまち》を散策! スペシャルな寺社めぐりと観光の新スポット「奈良 いちごまみれ!」に注目!―エディター・あさこの奈良めぐり④―

ふなつあさこ

マニア垂涎、初心者も沼落ち!? 冬の奈良ならではの寺社めぐり

2022年にスタートし、今回で3回目の開催となる奈良市観光協会主催のイベント「路地ぶら」。「ならまち」「きたまち」のお寺 案内付き拝観&御朱印授与では、ならまち・きたまちエリアにある、通常は拝観要予約の寺院を含めた計17ヶ寺(2月は9ヶ寺)で、なら・観光ボランティアガイドの会「朱雀」の案内による拝観を期日限定(1月・2月の土曜・日曜)で受け付けています。

御朱印帳10冊目に突入している私としては、ふだん個別に予約をせねばならない(しかも必ずしも希望通りに拝観できるとは限らない)ならまち&きたまちのお寺が決まった日にまとまってお参りできるというのはなんともありがたい! 今年のポスターにもなっている興善寺さんでは、重要文化財に指定されている阿弥陀如来さまにお会いできます。

詳しくはこちらから>>> 興善寺

早良(さわら)親王がお祀りされている崇道天皇社(すどうてんのうしゃ)さん。その社殿をよく見てみると……見覚えがあるかも、と思ったらかなりのセンス。というのも、御本殿の建物は、江戸時代初期の元和9年(1623年)に春日若宮社を移建したもの。春日大社では20年に一度、式年造替(神事としての建て替え)が行われます。旧社殿を移築することを「春日移し」といい、崇道天皇社さんの御本殿はその最古の現存例だそう。

崇道天皇社さんには珍しい石灯籠があるので、チェック必須です。カタツムリやお福さん、翁などのモチーフがあしらわれたデザインはほかに類を見ません。宮司さんにも伺ってみましたが、なぜこのような石灯籠がこちらの神社に寄進されたのかは伝わっていないそう。気になりますね〜!

詳しくはこちらから>>> 崇道天皇社

御朱印を集めている方にとっては、特別御朱印と聞くとウズウズしてしまうと思いますが、今年から5寺社(真言律宗 元興寺/世界遺産、十輪院、般若寺、御霊神社、崇道天皇社 ※)でこのイベントのためにデザインされた押し印を用意。イベント期間中だけいただくことができます。
※要志納料。また、拝観日時は各寺社により異なります

寺社めぐり好きの間ではすでにこのイベントの噂がジワジワ広がっているそうで、年を重ねるごとに参加者が増えており、東京など遠方から「これを目当てに来ました!」という方も結構いらっしゃるのだとか。キリッとした寒さのなか、魅力的なお寺や神社で過ごす時間もまた格別。ぜひ、ぶらっと奈良の路地さんぽにお出かけください。

詳しくはこちらから>>> 路地ぶら ならまち・きたまち 2025

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この記事を書いた人

編集者 ふなつあさこ

編集者ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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Instagram:@asa_ship

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