【アンミカさん】
未来を切り開くポジティブ金言!
大人に効く、言葉のサプリ
未来を切り開くポジティブ金言
落ち込んだり、不安になったり、心がゆらぎやすい大人世代の背中をそっと押してくれるアン ミカさんのメッセージをお届け。
自分の好奇心には素直に!
人生100年時代と考えても、私は今、人生の折り返し地点に立っています。
年齢を重ねて、全部をやった気分になるのではなく、気持ちが華やぐ場所に行き、心が躍る人に会い、いつでもワクワクしていたいと思っています。
最近は、仕事の幅を広げてミュージカルやチャリティライブに挑戦しているんです。
やりたいことを見つけたら、フットワークを軽く、好奇心に素直になるような気持ちで行動してみると、新しい世界がどんどん広がっていきます。
「ありがとう」を言葉にして関係性を深める
夫と出会ったのは38歳のとき。40歳で結婚し、一人で生きてきた時間が長かったせいか、夫のやさしさや気遣いに最初は戸惑っていました。
「荷物を持つよ」と言われても「大丈夫」と断ったりして。
でも相手の思いやりに「ありがとう」と素直に言える人のほうがチャーミングで、よりよい関係性が築けるのだと気づけたんです。
プライベートでも仕事でも、感謝の気持ちを込めて、小さなことでも「ありがとう」の一言を添えるよう心がけています。
心地いいものを五感別に判断する力を養う
自分を知るというのは、ポジティブに生きる上でとっても大切なこと。
五感が喜ぶもの、心地よいものを知り、それを身の回りに置いておきましょう。
部屋に好きな花を飾ったり、お気に入りの音楽を聴いたり、香りをまとったり。
自分の好みで五感を満たすと、自然とリラックスできます。
イライラが増え、落ち込みやすくなっているときは、自分が何をしたら気分転換になり、甘やかしてあげるものは何かを考えてみると、気持ちがふっと楽になりますよ。
姿勢、目線、口角、 笑顔が幸せを呼び寄せる
幼少期に階段から落ちて口元を怪我したことで、人前で笑うのが怖くなってしまったんです。
当時化粧品会社に勤めていた母が私に、本当の美人とは目鼻立ちが美しい人ではなく、一緒にいて心地よい人のことだと伝えてくれました。
母から教わった、姿勢をよくすること、相手の目を見て話を聞くこと、いつも笑顔でいること、人の話をよく聞くことの4点を実践していくうちに、“ミカちゃんの笑顔いいね”と褒められ、自信に変わりました。
自分を愛することが幸せになる第一歩
自分にも感謝の意を表して、肯定して、愛することを大事にしています。
何かに失敗したとき、つい自分を責めてしまいがちですが、誰かと比較して落ち込んでしまうのではなく、「今日もがんばったね、ありがとう」とたくさんねぎらい、褒めてあげましょう。
すると、にこやかでいられて、一緒にいる相手も笑顔になってくれる。それだけでうれしくなります。当たり前にある日常は、奇跡の連続です。
私は毎朝、手を合わせて、起きられたことにも感謝しています。
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撮影/枦木功[nomadica](AHN MIKA), Akiko Arai(food) スタイリング/ 加藤万紀子(AHN MIKA), 仲村理恵(props), 中里真理子(food) ヘアメイク/Kazushige Furumoto 料理/Miki Ikeda 文/佐久間千絵
大人のおしゃれ手帖2025年1月号より抜粋
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