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大人のおしゃれ手帖 4月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年4月号

2025年3月7日(金)発売
特別価格:1530円(税込) 
表紙の人:鈴木保奈美さん

2025年4月号

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【鈴木保奈美さんインタビュー】
「メイクもファッションも、”遊び心”が大切」
赤リップをつけて気付いたこと

大人のおしゃれ手帖編集部

【鈴木保奈美さんインタビュー】 「メイクもファッションも、”遊び心”が大切」 赤リップをつけて気付いたこと

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自由な遊び心を持つことで、自分もまわりも楽しくなる

大人世代になると、美容もファッションもライフスタイルも、自分の定番が決まってくるもの。
そこをあえて〝逸脱〟するのもまた大人ならではの楽しさだと、鈴木保奈美さんは話します。

「50代になると、自分に合うものもわかってくるし、選ぶものも落ち着いてくる。一方で、メイクにしても髪形にしても、『私がやりたいんだからいいのよ、誰にも文句は言わせない!』といい意味での開き直りが出てくるのも、この年齢だからこそ。
自由な遊び心を持つことで、自分もまわりも楽しくなるし、『こうでなければいけない』と規範にとらわれている若い世代へのお手本にもなれたら」

オールインワン¥88,000/バルバ ナポリ(コロネット)、リング¥22,000 /マナ ローザ ジュエル(マナ ローザ)

そうした遊び心から、始めたことのひとつが、赤のリップをつけること。

「きっかけは舞台『レイディマクベス』に出演したとき。本番が始まってから、何かもの足りないね、もしかしたら口紅じゃない?という話になって。原宿の化粧品店へ行って、使いやすそうな赤リップを3本くらい買ったんです。翌日の公演でつけてみたら、思いのほか好評で。幕が下りた瞬間、共演した天海祐希さんに『今日、キレイ!』と褒められました(笑)。
20代の娘たちにも『ママ、リップがあるかないかで華やかさが全然違うでしょ』と言われて。今の若い人はメイクも上手だし、写真の写り方にも詳しいんですよね。確かにそうだな、と思って、外出時はよく赤のリップをつけるようになりました。かと思えば、反対に今日はジムに行くだけだからいいや、とすっぴんで出かけることも」

ルールにとらわれずに、そのときどきの気分やシーンに合わせて柔軟に。それはふだんのスキンケアも同様です。

「化粧品にしても、美容メソッドにしても昔より進化しているはずなので、前に使っていたものに固執せず、良さそうだなと思ったらトライします。最近は人にすすめられて、お風呂上がりにシートマスクをするように。今、ドラマ『プライベートバンカー』でMEGUMIさんとご一緒しているので、興味津々で使っているアイテムを聞いたりしています」

ジャケット¥83,600、パンツ¥50,600/ともにチルコロ、シャツ¥47,300/アスペジ、シューズ¥53,900/セバゴ(すべてトヨダトレーディングプレスルーム)、帽子、タイ/ともにスタイリスト私物

この数年、ヘアスタイルはカジュアルにもフォーマルにも合うショートに。

「ロングもショートも好きですが、私の場合は、ロングでかっちりしたスーツを着るとコンサバな印象になり過ぎるんですよね。ショートのほうがバランスを取れる気がして、短くしました。もう30年以上お願いしている美容師さんなので、私の髪質や頭の形も熟知してくれていて。ドラマの撮影中は髪形を変えられないけれど、そういう事情もわかった上で、細かく相談しながらヘアスタイルを作ってくれています」

シャツ¥140,800、ベスト¥93,500、パンツ¥121,000/すべてマーロ(ウールン商会)、シューズ¥25, 300 /ノーネーム(ストックマン)、ピアス¥11,000 /マナ ローザ ジュエル(マナ ローザ)

定期的に体を動かし、バランスの良い食生活で健やかな体を保つことも、ひいては美しさにつながる、と保奈美さん。

「今年は〝発酵の年〟にしようと、元日に味噌を仕込みました。食べられるのはまだ先ですが、豆をつぶす作業もなんだか楽しくて。ほかにも、生の麹を買って甘酒や玉ねぎ麹を作ったりと、発酵食品を積極的に取り入れています。玉ねぎ麹はオリーブオイルとお酢を足せばドレッシングにもなる
し、わりと応用が利いて便利です。
10年以上前から家で食べるごはんは玄米ですが、それ以外は食べない、と厳格に決めているわけではなくて。ドラマの撮影中は現場でいただいたお弁当を美味しく食べますし、みんなで同じものを食べることも大切だと思うので。2週間くらいのスパンで、そのなかでバランスが取れていればいいかな、と考えています。
楽しく仕事をして、楽しく暮らしたいから、ある程度は体のメンテナンスも必要だけど、神経質にはならず、おおらかにトライしたいですね」

HONAMI SUZUKI
1966年、東京都生まれ。1984年、芸能界入り。多くのトレンディドラマに出演し、『東京ラブストーリー』でブレイク。近年の出演作にドラマ『プライベートバンカー』、映画『ミステリと言う勿れ』、舞台『レイディマクベス』『セールスマンの死』『逃奔政走―嘘つきは政治家のはじまり?― 』など。読書エンターテインメント番組『あの本、読みました?』(BSテレ東)にレギュラー出演中。


撮影/浅井佳代子 スタイリング/犬走比佐乃 ヘアメイク/福沢京子 文/工藤花衣

大人のおしゃれ手帖2025年4月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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  • オールインワン¥88,000/バルバ ナポリ(コロネット)、リング¥22,000 /マナ ローザ ジュエル(マナ ローザ)
  • ジャケット¥83,600、パンツ¥50,600/ともにチルコロ、シャツ¥47,300/アスペジ、シューズ¥53,900/セバゴ(すべてトヨダトレーディングプレスルーム)、帽子、タイ/ともにスタイリスト私物
  • シャツ¥140,800、ベスト¥93,500、パンツ¥121,000/すべてマーロ(ウールン商会)、シューズ¥25, 300 /ノーネーム(ストックマン)、ピアス¥11,000 /マナ ローザ ジュエル(マナ ローザ)

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