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大人のおしゃれ手帖 4月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年4月号

2025年3月7日(金)発売
特別価格:1530円(税込) 
表紙の人:鈴木保奈美さん

2025年4月号

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【1週間コーデ】
 仕事モードもドレスアップも柄アイテムがスパイスに!
~〈水曜日・木曜日〉#006~

大人のおしゃれ手帖編集部

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おしゃれな人のリアルな着こなしを拝見する「1週間コーデ」。
今週は、「トゥモローランド」ライフスタイル部門のバイヤー、増田朋子さん(59歳/身長158cm)。
オフィスで商談がある水曜日には、きちんと感を意識したマニッシュな装いに小物使いで遊び感覚をプラス。アフターに会食がある木曜日は、レオパード柄のキャミワンピースでフェミニンに。

【水曜日】
商談の日は、ダブルジャケットできちんと感を
ヘアターバンで華やかさをプラス

「オフィスでの商談の際は、少しフォーマルを意識してジャケットをはおることもあります」(増田さん)。ボトムスには、折り返し幅が広い白ワイドパンツでハズし、ヘッドスカーフやべっ甲ライクの眼鏡チェーンなどの小物で華やかさをプラス。きちんと感がありながらも、遊び感覚を取り入れます。

ソレイアードのスカーフで品よく

マニッシュなダブルジャケットにベージュトーンのスカーフを巻くと、パリジェンヌのようなこなれたニュアンスが生まれます。スカーフはフランスの南仏プロヴァンス地方のテキスタイルブランド「ソレイアード」で、「上品な色使いが大人の女性におすすめです」(増田さん)

パリで現地調達した老眼鏡とチェーン

べっ甲ライクな眼鏡チェーンもコーデのポイントに!「これ、実は老眼鏡で、出張先のパリのドラッグストアで買ったもの。チェーンはスーパーマーケット『モノプリ』で買いました」(増田さん)

インドでオーダーメイドした
トルマリンのピアス

ライトグリーンのトップスに合わせて、ピアスはグリーントーンの天然石が揺れるピアスをつけました。「インドのジャイプールへ旅したときにジェムストーンを選び、希望のデザインを伝えてオーダーしました。インドでは旅行者でもお手頃な価格で気に入ったジュエリーを作ってもらえる工房があります」(増田さん)

正統派ローファーに
柄違いソックスを合わせてユーモラスに!

「靴下が大好きで、海外旅行に行くと必ずチェックします。このソックスは昨秋に出かけたスペインで買ったもので、右が空に飛ぶハチ、左がハチのお尻の模様がモチーフになっています」と増田さん。あえてかちっとしたスクエアトゥのコンビローファーに合わせて、遊び感覚をプラス!

【増田さんの水曜日コーデアイテム】
アウター:ウールシルクの黒ダブルジャケット/トゥモローランド
トップス:ライトグリーンのニットベスト/ギャルリー・ヴィー
ボトムス:白ワイドパンツ/レイチェルコーミー
アクセサリー:トルマリンのピアス/インドでオーダー、ヘッドスカーフ/ソレイアード、老眼鏡/パリのドラッグストアで購入、眼鏡チェーン/モノプリ
ソックス:左右アシンメトリーのハチ模様のソックス/スペインで購入
シューズ:ネイビー×ホワイトのスクエアトゥのローファー/デプト


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【木曜日】
会食の日は、レオパ柄ワンピースでドレスアップ
ヴィンテージのシャネルバッグで上品に

会社帰りに食事会の予定がある日は、派手に見えがちなレオパ柄ワンピースを白のトップスで軽やかにまとめました。「ワンピースはフレアが三段になっていてふんわりシルエット。そのまま素肌に着ても、今回のようにインナーと合わせても素敵。今日は韓国で見つけたヴィンテージレースのカーデをはおり、シャネルのチェーンバッグをポイントにしました」と増田さん。

母から受け継いだシャネルのチェーンバッグで
装いに品格を

ヴィンテージが流行っているいま、ひと世代前のハイブランドバッグが人気を集めています。増田さんのシャネルのチェーンバッグは「母から受け継いだものです。きれいめのコーデのときは、シャネルのクラシックなバッグが映えると思って」

スピリチュアルなメッセージを秘めたリングとともに

重ねづけした2つのリングは、前職のバーニーズ・ニューヨーク勤務のころに購入したカズコのトルマリンリング(下)と、マルコムベッツのマーキーカットのダイヤモンドリング(上のゴールド)。「カズコさんは日本人で初めてバーニーズ・ニューヨークに採用されたジュエリーデザイナーでした。スピリチュアルなメッセージを込めたリングは唯一無二。マルコムベッツのリングと重ねてみました」(増田さん)

オブレイのシンプルなリストウォッチが
華やかな装いを引き立てる

シルバーのシンプルなリストウォッチは、パリのオブレイ本店で購入。「派手めのレオパ柄ワンピースを着るときは、アクセサリーはシンプルにします」と増田さん。引き算の美学が大人のコーデを引き立てます。

レオパ×レオパでも
華奢なパンプスで上品な足元に

「レオパ柄が好き」という増田さんは、あえて靴もレオパプリントのハラコ(牛毛付き革)パンプスを素足ではきました。レオパ柄が重なっても「華奢でフェミニンなパンプスなので品よくまとまります。華やかな柄のときは、白トップスや黒のバッグで全体的に色を抑えるのもコツです」

【増田さんの木曜日コーデアイテム】
アウター:白のレースカーデ/韓国のヴィンテージショップで購入
トップス・ボトムス:レオパ柄キャミソールワンピース/ラ プレスティック ウィストン
バッグ:黒レザーチェーンバッグ/シャネル
アクセサリー:ピアス/ピパスモール、ペンダント/リンダリー、シルバーのリストウォッチ/オブレイ、右手薬指下のピンクトルマリンなどのデザインリング/カズコ、右薬指上のゴールドのリング/マルコムベッツ
シューズ:レオパ柄パンプス/トゥモローランド

お問い合わせ先:トゥモローランド

撮影/林紗也 取材・編集/田村幸子

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