【草笛光子さんインタビュー 】50代、新しいことに挑戦してもいいんじゃないかしら
90歳を超えてなお、現役の女優として、華やかな輝きを放つ草笛光子さん。4月4日から、最新主演映画『 アンジーのBARで逢いましょう』が公開されます。映画のこと、ファッションのこと、草笛さんに聞きました。
目次
【草笛光子さんインタビュー 】50代、新しいことに挑戦してもいいんじゃないかしら
大事なのは、着飾ることより土台 が大事
どこか浮世離れした風貌で、ある日ふらりと街へやってきたアンジー。自ら「お尋ね者なの」という彼女はいわくつきの物件を借り、街の人びとを巻き込みながらBARの開店へと突き進みます。揺るぎない自分を持ちながらもサラリと自由に生きる彼女との出会いが、街の人びとの心を揺り動かしていく物語です。
「最初はよくわからなかったんです、なんとなく西部劇のようで。流れ者が街にやってきてひと騒動を起こす、そんな話で。でも、今の時代にこれをやるのは面白いなと思いました。自由気ままに生きているアンジーは好きですね。演じたことのないような役柄で、‟訳アリ”の役というのもやってみたかったので、死ぬ前に出来てよかったです(笑)。映画『デンデラ』でご一緒した天願大介さんのオリジナル脚本で、ぜひやらせていただきたいなと。松本(動)監督とは初めてでしたが、私の問いかけに親切に細かく答えてくださった。とにかく自由にやらせていただきました」
深いえんじ色のワンピースに帽子でバリエーションをつけて、アンジーは見た目も個性的です。プライベートでもファッションに注目の集まる草笛さんが着こなすと、何者!? と驚かせ、それでいて心惹かれるヒロインになるから不思議。
「アンジーの衣装は1着だけ、いつも同じ。え? 1着!? と思いましたけど、映画ではそれがファンタジー要素でもあって、いいスパイスになっていますよね。私自身は、決しておしゃれではないんですよ。これまでに出したファッションブック(『草笛光子のクローゼット』『草笛光子90歳のクローゼット』/ともに、主婦と生活社)のおかげでおしゃれだと思われるかもしれませんけど、着ていて気持ちのいいものがいちばん。大事なのは着飾ることより土台。中身がキレイでないとすぐにバレてしまいますから」
この記事を書いた人
ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中!
※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Instagram:@osharetecho
Website:https://osharetecho.com/
お問い合わせ:osharetechoofficial@takarajimasha.co.jp
関連記事
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
PR
-
PR
-
PR