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大人のおしゃれ手帖
2025年5月号

2025年4月7日(月)発売
特別価格:1480円(税込) 
表紙の人:吉瀬美智子さん

2025年5月号

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巨大モニターで鑑賞する“新感覚”ジャポニズムへの没入体験!縄文時代から現代アニメーションまでのアートタイムトラベル

久武ミキ

©︎イマーシブシアター会場写真

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上野公園にある東京国立博物館は、展示館6館それぞれで日本美術や貴重な歴史遺産などを見学できる、言わずと知れた日本を代表するミュージアム。その本館特別5室にて、8月3日まで開催中の「イマーシブシアター 新ジャポニズム 〜縄文から浮世絵 そしてアニメへ〜」に潜入取材してきました。

©︎イマーシブシアター会場写真暗闇の中を進むと、最先端技術を結集させた超高精細映像が見られるという高さ7mに及ぶ正方形の巨大LEDモニターがお出迎え。両サイドにも横長のモニターが設置されており、四方から流れる映像の中央に立つと異空間に迷い込んだかのような気分です。

©︎イマーシブシアター会場写真ここで見られるのは、普段なら東京国立博物館で遠巻きにしか見学できない縄文時代の土器や土偶、古墳時代のはにわ、平安時代の絵巻、室町時代の鎧兜、江戸時代の屏風絵や浮世絵など。土偶の造形はもちろん、浮世絵ならその髪の毛一本一本の描きまでくっきり見えるほどの精度です。

©︎イマーシブシアター会場写真国宝・鳥獣人物戯画などの絵巻物も、大きなモニターで見ているとまるでアニメのように躍動的。ユニークな動きも表情もはっきり見てとれます。流れていく映像はまさに絵巻そのもの。昔の人も、こんなふうに絵巻を楽しんでいたのかも?と、当時に思いを馳せることができます。

© NIPPON ANIMATION CO., LTD. そして時代は現代へ。はるか1万年以上も前から日本の風土の中で受け継がれてきた独自の美意識が、現代のアニメーションの中にも脈々と受け継がれていることに気づかされます。映像には漫画家の手塚治虫さん、高畑勲監督、細田守監督、日本を代表する名作アニメも続々登場します。

©︎イマーシブシアター会場写真今回、この映像によるタイムトラベルをナビゲートしてくれるのは、2025年大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で主演を務める横浜流星さん。第1幕から第4幕、縄文から現代までのあらゆる芸術を一気に振り返る約24分間の没入体験を楽しみに、ぜひ東京国立博物館へ足を運んでみてください。

【開催概要】
「イマーシブシアター 新ジャポニズム 〜縄文から浮世絵 そしてアニメへ〜」
会期:〜8月3日(日)
会場:東京国立博物館 本館特別5室
時間:9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
※毎週金・土曜日、5月4日、5日、7月20日は20:00まで開館
※混雑時はお待ちいただく可能性があります
休館日:月曜日、5月7日、7月22日
※ただし、4月28日、5月5日、7月21日は開館
問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)    
https://immersive-tohaku.jp/

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エディター/ライター 久武ミキ

エディター/ライター久武ミキ

出版社、広告会社勤務を経て独立。女性誌、専門誌などでビューティー&ウェルネス、アートを中心に、ライフスタイルにまつわる記事を多数執筆。東京と鎌倉で2拠点生活をおくる猫好き編集者。

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