【親の介護】
備えあれば憂いなし!
知っておけば安心の各種サービスを紹介
認定されれば手厚い!介護保険のサービス
在宅なら、ホームヘルパーの訪問を受けたり、デイサービスに通って入浴やリハビリをしたり。
介護用具のレンタルや購入ができるなどさまざまなサービスが。
訪問介護やデイサービスなど組み合わせて活用を
介護保険で受けられるサービスはさまざま。
在宅で介護を受ける人は、ホームヘルパーの訪問を受けて、食事、排泄、入浴などの介助が受けられるほか、理学療法士などによるリハビリ指導も受けられます。
デイサービスセンターという日帰りの施設もあり、入浴や食事、機能訓練などを受けることもできます。
こちらは、ワゴン車などで利用者宅を巡回して、自宅まで送迎してくれるサービスで、朝8時半ごろに迎えに来て、夕方16時過ぎに送ってくれるというスタイルが一般的です。
ショートステイという宿泊サービスを利用すれば、介護する人の負担を軽減できるかもしれません。
介護ベッドのレンタルや、転倒防止のために自宅の段差を撤去したり、手すりを付けるなどの改修をするための補助も出ます。
介護で仕事を休みたいときは?
「介護休業制度」を活用しよう
介護離職を防ぐために、家族の介護が必要になった人がとれる
のが、介護休業。パートや派遣社員を含めたほぼすべての労働者がとれるもので、対象家族一人につき、通算で93日まで(3回まで分割可能)の休業を取得できます。
家族の範囲は、親や配偶者はもちろん、配偶者の親・祖父母・兄弟姉妹も含み、2週間以上、常時介護が必要な状態というのが基準です。
「介護休業は、法律で決められた制度なので、就業規則になくても、労働者が申し出たら企業側は拒否できません」。
介護休業中は無給となるケースが多いですが、93日間は雇用保険から「介護休業給付金」として給料の67%が支給されます。
遠距離介護、交通費の出費が痛い!
航空会社の割引制度をチェック
遠距離の親を介護する場合は、そのたびの交通費が痛い出費に。
全日空、日本航空など一部の航空会社では、介護による帰省をする際の割引運賃を設定しています。
前もって予定が立っている場合は早期割引、急な帰省は、介護のための割引と使い分けるのもいいでしょう。
「割引サービスを利用しても、交通費は大きな負担になります。交通費も介護の経費と考えて、分担方法を親やほかの兄弟と相談することが大切です」。
*割引率などは各社HPなどで確認ください
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