【50歳で移住にチャレンジ!】
お店づくりがスタートしました
~東京から山口へ 「ごはん屋さん」はじめます! vol.5~
伊藤啓子さん50歳。子どもの頃からの夢だった「ごはん屋さん」を立ち上げるため奮闘中! 現在、アパレルの仕事を続けながら、パートナーの夫とともに移住先の地元、山口県とアパレル会社のある東京と2拠点生活を送っています。 前回(vol.4)までは、故郷の山口にお店を出す経緯や移住先の住まいについて語られました。今回はいよいよ、お店づくり、施工に伴う紆余曲折です。
50代からのチャレンジと、リアルな移住ストーリー、これから移住や新しいことを始めようと考えている方、ぜひ参考に!
自分たちで描いた夢のお店
(写真)建設地は田んぼの真ん中。お店の裏側には田園風景が広がります。この風景を楽しんでもらえるよう、大きな窓を設置しました。
2024年3月、「生まれ故郷山口でごはん屋さんをはじめる」夢の実現のために、夫とともに東京から山口へ移住をしました。夢の基地となる店舗建設は、想定外の出来事が重なり、ようやくその年(2024年)12月にスタート。今回は店舗建設で大変だったことや、性格の全く違う私たち夫婦が円滑に共同作業を進めるために工夫したことなどをお話ししたいと思います。
数年前から私たち夫婦は「自分たちのお店を持ちたい!」という夢があったので、気になる店舗に行っては居心地のいい内装やインテリアなど、参考になる写真を集めてイメージを膨らませていました。
店舗建設を始めるにあたり、どんな店舗にするのか設計図が必要でした。本来であれば建築士や設計士に依頼するところですが、建設費用をできるだけ抑えたいという事情があったので店舗設計図は二人で描くことにしました。専門的な知識やスキルもないなかで苦労しながらの作業でしたが、夢をカタチにする過程はとても楽しかったです。
最初に作った店舗図は、農業用倉庫をイメージしました。建設地が田んぼの真ん中なので、まわりの景色に溶け込むように。食堂だけでなく珈琲焙煎所も併設するため、焙煎機の煙突も設置しています。店舗の裏側には、365日変化する田園風景が広がります、この眺めを存分に楽しんでもらうために客席に大きな窓を3つ設置することにしました。食事と珈琲にプラスして素晴らしい景色も楽しんでもらいたいとイメージしました。
お店の外観のイメージです(上はエントランス側、下が裏側)。焙煎機の煙突も描いています。このイメージ図は、CAD(コンピュータを用いて設計をするシステム)を使えないので、彼がエクセルを駆使して作成しました。自分たちで作った設計図には、とても愛着があります。
この記事のキーワード
この記事を書いた人(写真・文)
1974年生まれ、山口県出身。50歳をむかえた2024年春、山口県へUターン移住。現在は、夢だった飲食店オープンに向けた準備を実行中。
インスタグラムにて店舗オープンに向けての情報を発信中です。
Instagram:@_base1974