【原田泰造さんインタビュー】「誰でも何歳からでも、よしっ今からやろう!と思えばアップデートできる」
ネプチューンのふたりに会えたのもありがたい
連ドラ1話からの誠を振り返り、「すごいスピードで変わったよね、最初はあんなにいばってたのに!」と原田さん。「誰でも何歳からでもアップデートは可能です。よしっ今からやろう!と思えばいい」と続けます。
「僕もアップデートしているつもりだけど、まだまだなところがいっぱいあるかも。たとえば細かいことだけど、家で食器を洗ったときも‟乾いたら食器棚に入れて、と言ったじゃん”と奥さんに怒られます(笑)。何回も言われるってことは、出来てないんだね……(苦笑)」
主人公の誠は、「いちど決めたらとことんやる人」と原田さん。
「大地くんの言うことに耳を傾け、奥さんや娘、息子の話を聞いてちゃんと向き合う。そこが格好いい。しかもアップデートするうち、奥さんや子どもの好きなものを応援するようになります。わからないからダメ、なんてダメだなと。僕がそう思えるようになったのは最近ですけど」
誠の場合、中島颯太さん演じる大地がそのアップデートを後押しします。ふたりは年の離れた友だちで、互いにリスペクトし合う関係。現実にそうした友だちを得るのはなかなか難しそうですが……。
「僕の場合、息子がもういい年齢で。ちょっと話して、吸収しよう!と思ったりします。教えてもらうのは、‟新しいサウナ、あそこはいいよ”なんてことだけど(笑)」
芸人の後輩へのリスペクトも確かにあるそう。
「みんなすげえんだもん。テレビに出れば同じ板の上に立つわけで、学ぶことばっかり。芸人なら『M‐1』を観ては、このネタどうやって作ってんの!? と思うし、バラエティ番組に出るアイドルの方を観てもそう。ネプチューンなんて今でも、緊張してるな……と思うことがあるのに、新人の子がどーんと落ち着いていて、マジかよ!と思ったりね」
と意外な答えが。クイズ番組でもバラエティ番組でも、いつでもその場を楽しんでいるように見える原田さんですが、実は代名詞ともいえる定番ネタ「は~らだたいぞーです!」をやっていても「次どうしよう!? と慌ててる(笑)」と言います。俳優としても緊張したりするのでしょうか?
「バラエティ番組に出るのと、セリフを覚えてしゃべるのとはまた違います。垣根はないけど、テンションが違う。部活なら文芸クラブとスポーツと、頭のなかではそんな違いがありますね。でもどっちも部活みたいに、楽しいからやっていて、好きだから続いています。僕はバイトも部活も続かなかったのに。ネプチューンのふたりに会えたのも、‟ボキャブラ”ブームが来たのも本当にありがたい。とても恵まれていたと思います」
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