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大人のおしゃれ手帖 7月号

大人のおしゃれ手帖

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大人のおしゃれ手帖
2025年7月号

2025年6月6日(金)発売
特別価格:1570円(税込)
表紙の人:中谷美紀さん

2025年7月号

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【高野山への旅/前編】 “パワースポット”なんて言葉じゃ軽すぎる! 導きの神おわす「丹生都比売神社」から始まる聖地巡りと話題の駅舎ホテルを体験!

ふなつあさこ

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お大師さんのお母さんのお寺「慈尊院」は女性の味方!

和歌山 九度山 慈尊院今でこそ女性も高野山を訪れることができますが、明治時代に入るまでは修行者を律するために女人の立ち入りは禁じられていました。その代わり、高野山の近くまで女性がお参りできるお寺がいくつかあり「女人高野」と呼ばれていました。

和歌山 九度山 慈尊院高野山のふもとにある慈尊院(じそんいん)も女人高野のひとつ。我が子が開いた高野山をひと目見ようと、現在の香川県善通寺から訪ねてきたお大師さんのお母さん「玉依御前(たまよりごぜん)」がおられたお寺です。

和歌山 九度山 慈尊院このあたりを「九度山(くどやま)」というのですが、お大師さまは月に9度、高野山上から20数kmもの山道を下ってお母さんに会いに行かれていたことが由来。こうしたことから、子宝、安産、育児、授乳などを願い、乳房型絵馬が奉納されるようになったのだとか。

和歌山 九度山 慈尊院最近では、乳がん平癒を祈る方も増えているそうです。

和歌山 九度山 慈尊院こんな「女性のための御守」も。

和歌山 九度山 慈尊院重要文化財にも指定されている慈尊院・弥勒堂(みろくどう)も世界遺産の一部。こちらにお祀りされているご本尊、国宝・木造弥勒仏坐像は21年に一度のみご開帳されるとのこと。ちなみに前回は本来の周期にあたる2014年ではなく、2015年の高野山開創1200年記念と合わせてご開帳したそうです。

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編集者 ふなつあさこ

編集者ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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