桐島かれんさんが案内する初夏の鎌倉
鎌倉市農協連即売所(レンバイ)
新鮮な鎌倉野菜や季節の花がずらり
“レンバイ”の名前で知られる農作物の直売所。
季節ごとのみずみずしい鎌倉野菜やハーブが手頃な価格で手に入ります。なかにはスーパーでは見かけない珍しい野菜も。
「売り切れになったお店から閉めてしまうので、早めの時間帯に行くのがおすすめです。野菜はもちろん、季節の花をお目当てに行くことも」
午前中から地元の人でにぎわうレンバイ。どの野菜も新鮮なのは、鎌倉周辺の農家がみずから育てた野菜を売っているからこそ。
農家によって扱う野菜は異なり、いつどの農家が出店するかは公式サイトでもチェックできます。
この日売られていたのは、立派なスイスチャードやイタリアンパセリ、ルッコラなど。こうした西洋野菜が多いのもレンバイの特徴。
一角にはパンやチーズ、練り物などを扱う個性的な専門店も。
レンバイ内の「パラダイスアレイ」は自家製天然酵母パンが人気のベーカリー&カフェ。
「野菜を買った帰りにはいつも立ち寄ります」
鎌倉市農協連即売所(レンバイ)
鎌倉市小町1 -13 -10
0467 -44 -3041
〔営〕8 :00ごろから日没ごろまで(野菜が売切れ次第終了)
〔休〕年中無休
コケーシカ鎌倉
キュートなこけしとマトリョーシカに癒やされて
写真家詩人の沼田元氣さんが営むこけしとマトリョーシカの店。実はマトリョーシカは、箱根で作られていた七福神のこけしが元になっているという説があるとか。
「私も人形が大好き。海外へ行くたびにその国の伝統的な人形を買って帰ります。同じこけしでも地域や年代によって顔立ちが異なるのが興味深いですね」
かれんさんが手に取っているのはウクライナのマトリョーシカ。
ほか、店名にもなっているマトリョーシカの木地にこけしの描彩をあしらった「コケーシカ」や、こけしの木地にマトリョーシカの描彩をされた「マトコケシ」などのオリジナルも。
こけしは東北のものを中心に、古いものから新しいものまでさまざま。こけしをモチーフにした手ぬぐいやボールペンなどのグッズも。
この日、かれんさんが購入したのはどこかモダンな雰囲気のある秋田のこけし。
隣には店主・沼田さんがプロデュースする「街角の憩写真館」が。
※撮影は完全予約制
コケーシカ鎌倉
鎌倉市長谷1 -2 -15
0467 -23 -6917
〔営〕11 :00 ~ 18 :00
〔休〕火・水・木
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