「これを捨てなさい」
リビング&洗面所が片付く極意!
捨てる勇気をもつことで、毎日スッキリとした心地よい暮らしに。
その一歩を踏み出すために、「今からでも鍛えられる!」という捨てる勇気のもち方を教えていただきました。
教えてくれたのは・・・
下村志保美さん
「空間・お金・心」を整えることで、忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS」主宰。訪問やオンラインでの整理収納レッスンをはじめ、家計アドバイザーとしても活躍中。
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モノが少ないほうが掃除もラク
リビング編
くつろぎのスペースであるリビングは、家族がいればその分だけモノも増えてしまいがち。
わかりやすい片付けのルールを決めれば、誰にとっても快適な空間に。
文房具は使いやすさ、字が上手に見えるペンのみに
色が薄くなったり、書き味が悪かったり、文具に限らずあらゆるモノが詰め込まれがちなペン立て。
「筆記具を選ぶ基準は、書いた文字がきれいに見えるかどうか。1本を大事にして替え芯を使うほうが、何本もため込んでいるよりもモノを大切に扱えています。割りばしや爪切りなど、リビングには不要ですよ」
ロボット掃除機にやさしい床に
床にモノがあるのは「容量オーバー」の証拠。
「とりあえず床に置く、という習慣はやめましょう。掃除の邪魔になるだけでなく、いざ探すときに必要なモノが見つからず、時間を無駄にすることになります。また、とりあえずのつもりが、そのモノの定位置にもなりかねません。ロボット式掃除機がストレスなく走り回れる空間が理想です」
思い出の品はデータに取り込む
時間を重ねると量が増えていく子どもの作品や家族の写真、旅のお土産といった大切な思い出にまつわるモノ。思い出ボックスなどに残したい順に収納したら、入りきらない分は写真や動画に残して。
「ホコリをかぶったまま置きっぱなしになっていませんか? きれいな状態のままデータにとり込んで処分するほうが、気持ちいいはずです」
残しておくべき書類はクリアファイルで保管
学校や行政からの書類は、時期がきたら捨ててもいいモノ。「届いた書類はすぐに目を通し、必要な情報のみ写真に残して処分を。
そのほうが家族で共有もできて便利です。ほかにも、家電の説明書はネットで検索できるので、ほとんどの場合は不要。保険証書など原本が必要な重要書類は、種類別にクリアファイルに入れて明瞭に保管を」
即捨てリスト
実は出番、そうはない
大量の紙袋
エコバッグが浸透している今、以前よりは出番が少なくなっているでしょう。ほとんどが紙製なので、手間なく簡単に捨てられます。
少しでもかすれていたら×
書けないペン
インクの出ないペンや、描き心地の悪いペンは取っておく必要ゼロ。筆記具は色や種類別に数本あれば十分なはずです。
もしものために、は不要
残っている処方薬
以前もらった処方薬を一定期間置いてから飲むのはNG。処分して、新たにもらいましょう。処方薬は指示通りに飲みきる心がけを。
本当のお気に入りだけに
お菓子などの空き箱
「かわいい空き箱や空き缶を残したい気持ちはわかりますが、紙袋よりかさばります。本当にお気に入りのモノ数点にとどめましょう」