【50代のこよみ養生 Vol.34】梅雨のめまいはなぜ起こる?チェックリストで原因を探ろう
梅雨や台風の季節になると、めまいに悩まされることはありませんか?
東洋医学ではめまいにはさまざまな異なる原因があり、その原因別に適した養生法を用いて対処します。
頭がぼーっとする、ふらふらする、視界がぐるぐる回る⋯⋯など、めまいが気になる人はその原因をチェックして、ぴったりの養生法をとり入れてみてください。
めまいを引き起こす4つの原因とは
天気の影響で生じる「気象病」の代表的な症状のひとつが、めまい。現代医学では、気象病は主に気圧の低下によって引き起こされていると考えられており、血管にかかる圧力が低下して血液内の水分が血管外へ出て水分代謝が乱れる、血管が拡張して神経を刺激する、自律神経が乱れて平衡感覚をつかさどる内耳の血流が低下する、などが一因だと言われています。
一方、東洋医学ではめまいを「眩暈(げんうん)」と呼んでいます。眩暈の症状は幅広く、目がくらむ・チカチカする・視界がぼんやりするなどの目の症状のほか、頭がふらふらする、周りがぐるぐると回転するなどの症状も含まれています。
そうした眩暈と呼ばれるめまいの原因には、主に次のようなことが挙げられます。
・甘いもの、脂っこいもの、お酒のとりすぎ
・ストレスや激しい感情の変化
・脳の栄養不足
・老化、虚弱体質
めまいは、その原因によって適した養生法も変わってきます。めまいが気になる人はまず、原因を確認することからはじめましょう。
この記事を書いた人
国際中医師・国際薬膳師・東洋医学ライターTSUBO
健康雑誌編集部員をへて独立し、以後、健康や美容に関する雑誌・書籍・WEBの企画・編集・執筆を数多く手掛ける。現在は主に東洋医学による予防医学や、東洋医学から見た自然と人体のつながりについて執筆活動中。
Twitter:@MomoOtsubo
Website:https://toyoigaku-shizen.com/
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